※本記事の内容は掲載当時のものです。
ナンデモQ&A:グラフィックス
Q:キャストコート紙に印刷するとインキがこすれて汚くなるのはなぜですか?
A:キャストコート紙の場合、印刷が終わるとビヒクルが用紙に浸透し、顔料が紙面上に取り残されてしまい、その結果顔料がこすれてチョーキングのような現象を起こすことがあります。こうしたケースではインキに約5%ほどニスを混ぜてみると効果的です。
また、1年程経過すると変色することがあります。この現象は、用紙のpHの酸性値が高いために発生することが考えられます。なるべく中性の用紙を使用することをお勧めします。
(2001年12月10日)
(印刷情報サイトPrint-betterより転載)