日本でのヘキサプリンティングの市場について。

掲載日:2014年8月11日

※本記事の内容は掲載当時のものです。

ナンデモQ&A:グラフィックス

Q:日本でのヘキサプリンティングの市場について。

A:日本でのHexaCromeの技術を利用した6色印刷の市場規模はどのくらいかという問い合わせがありました。
結果からいいますと、高品位印刷についての市場を捉えた客観的なデータはないようです。
HexaCromeの技術を利用した6色印刷については、アメリカではありますが日本では無いようです。
 7色印刷については、興味をもたれている会社はあるようですが、本当に採用しているのかどうかの確かな情報はありません。
 高精細印刷や、FMスクリーンを使って印刷できる印刷会社はあります。そういう会社では毎月高精細印刷やFMスクリーンの需要はあるようですが、それが全体の何割を占めているか、またどういうものに印刷しているかというデータは公表されていません。
 高品位印刷については、1994年ごろに注目を浴びて、特に高精細印刷やFMスクリーンについて、各印刷会社が新しい印刷技術の波に乗り遅れてはいけないという意識から積極的に取り組んでいた印刷会社が多かったようです。それ以来、取り組む会社が少なくなり、現在にいたっているというのが現状のようです。

 

(2001年11月26日)
(印刷情報サイトPrint-betterより転載)