※本記事の内容は掲載当時のものです。
ナンデモQ&A:その他
Q:バーコードナンバーの意味とナンバーの申請先を教えてください。
A:商品につけるナンバーは、JAN(Japan Article Number)コードとして規格化されております。JANコードは、日本における流通統一シンボルで流通情報システムの重要な基盤をなしています。
JANコードは、13桁の標準バージョンと8桁の短縮バージョンがあります。通常は標準バージョンを使用しますが、小さい商品で印刷スペースを広くとれないときに短縮バージョンを使用します。いずれのバージョンも2桁のフラッグ(国ナンバー)とメーカーコードと商品コードとチェックデジットで構成されています。
2000年12月までは、標準タイプの13桁のうち最初の2桁が国コード、次の5桁がメーカーコード、その次の5桁が商品コード、最後の1桁がチェックデジットとなっていました。この中で国コードとメーカーコードを合わせた7桁をJANメーカコードといっていました。
しかし、日本のフラッグは「49」でしたが、「49~」というナンバーそのものを使い果たしており2001年1月から日本は「45」になっております。
また、この桁分けの中でメーカーの商品が1000種類以上の企業はごく少なく、商品コードを5桁とる必要等もないと判断され、商品コードが3桁となりました。
2001年1月からは、JANメーカコード13桁、商品コード3桁、チェックデジット1桁となっています。もちろん日本の国コードは「45」です。
ごくわずかではありますが、商品の種類が1000を超える場合は、その企業にJANメーカコードを2つ与えて対応しています。
商品コードの詳しい問い合わせ、申請については「財団法人流通システム開発センター」で受け付けています。
http://www.iijnet.or.jp/dsri-dcc/
TEL 03-5414-8511
(2002年1月14日)
(印刷情報サイトPrint-betterより転載)