コンテンツ開発や企画制作などに携わる方、ビジネスの販促・交渉にあたる企画営業の方に、著作権の基礎知識を事例を含めて解説します。
印刷・コンテンツビジネスと著作権管理は切っても切り離せないものです。
あなたは著作権の基礎知識がありますか?
なんとなく知っているような気はするけれど、お客様や一緒に仕事をしているデザイナーさん、カメラマンさんに説明できるほどではない……大多数の方がそうではないでしょうか?
以下の記述について、正しいものには○を、誤っているものには×をつけてください。
①イラストなどの著作権を取得するには、文化庁への登録が必要となる。
②著作権のうち、著作財産権にあたる権利は、第三者に譲渡できるので、著作者(著作物を創作した人)と著作権者(著作権をもっている人)が異なる場合がある。
③著作権の存続期間は、著作物が創作されたときから50年間である。
答えは、× ○ × です。これらは基礎問題ですが、全問正解できましたか?
クライアントのビジネスに踏み込んだ提案を行う時、「権利処理」に配慮することが最優先課題と言えます。
知識がないばっかりに、うっかり著作権侵害をしてしまい、積み重ねてきた信頼と利益を失うことのないよう注意しなければなりません。
本講座では、コンテンツ開発や企画制作などに携わる方、あるいはビジネスの販促・交渉にあたる企画営業の皆さんに、著作権の基礎知識を習得していただきます。
「法律なんて面倒くさそう」「とっつきにくい」そんな方のために、豊富な事例を紹介しつつ、わかりやすく解説します。
また、セクションごとの「振り返りQ&A」を通して、より一層、理解を深めていただける構成になっています。
開催日程・開催時間
2016年12月8日(木) 14:00-17:00
対象
コンテンツ開発や企画制作などに携わる方、ビジネスの販促・交渉にあたる企画営業の方、総務の方
定員
30名 (最少催行人数5名)
詳細
<内容>
・知的財産権および関連法の基本知識
印刷技術の発展から誕生した著作権、印刷ビジネスと著作権などについて
・最近の著作権を取り巻く裁判事例
ホームページ掲載時の留意点、キャラクターの権利などについて
・権利処理と契約の実務
コンテンツに含まれる著作物、肖像等(著作権が切れた文化財などの利用も含め)を利用したビジネスを展開する際の権利処理に関する基本知識と考え方、さらに具体的な処理実務として行われる契約の取り交わしにおける留意点について
・国の知的財産戦略の動向
<講師>
大野 郁英 (凸版印刷(株) 法務本部 法務部課長)
1992年成城大学法学部卒業、凸版印刷株式会社入社、パッケージ事業本部法務部配属。1999年法務本部に異動、Eビジネス事業部法務担当を経て法務本部法務部に帰任。
2009年法務部課長、現在に至る。
ライブ中継 |
申込要項
<会場>
<東京会場>
公益社団法人日本印刷技術協会 セミナールーム
東京都杉並区和田1-29-11
東京メトロ 丸の内線中野富士見町駅下車 徒歩5分
<大阪会場>
大阪印刷会館4階大会議室
大阪府大阪市都島区中野町4-4-2
大阪環状線桜ノ宮駅より 徒歩5分
<参加費>
(消費税込)
<東京会場>JAGAT会員 12,960円 / 一 般 17,280円
<大阪会場>JAGAT会員・大印工組合員 10,800円 / 一 般 12,960円
<要項>
●Webからのお申込み
Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、お申込みください。
●FAXでのお申し込み
お申込書に必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3216までFAXにてお送りください。
■参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。
口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430
■内容に関して問い合わせ先
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411
■お申し込み及びお支払に関して
管理部(販売管理担当) 電話:03-5385-7185(直通)
公益社団法人 日本印刷技術協会