生活者のスタイルが変わったことによるメディアの変化、広告やマーケティングの進化、ビジネスへの対応変化からデータ解析まで最新事例を交えて顧客視点による販売促進の戦略を探る。
【趣旨】
先ごろ発表された日本の広告費では、3年連続で拡大、また6年ぶりに6兆円を超えるなど回復傾向が見られる。ただし、媒体別にみるとインターネット広告と衛星メディアが伸びて、新聞や折込広告など印刷メディア全体では減少している。広告業界の現在を探ると同時に生活者の行動パターンの変化を背景にO2Oやオムニチャネルが進む状況を把握し、DSPやDMPなどアドテクノロジーについても紹介する。
前半では、時代のキーワードと広告の手法が、これまでの「枠」への広告出稿から「人」と「機」のマーケティングに変化している状況を解説。後半では、最近注目されている「カスタマージャーニー」にビッグデータ分析を付加することによって、『個客視点』でのPDCAを行うことが現実的になっている状況を踏まえ、「顧客価値を高めることができるカスタマージャーニー分析」の方法論と課題、具体事例を紹介する。
【開催日時】
2015年3月24日(火) 14:00~16:30
【プログラム】
(1)14:00-15:00 「メディア環境変化と新たな広告プランニング手法」
①アドテクノロジーがインターネット広告費成長を牽引
②変化するデジタルマーケティングの流れ「枠」から「人」と「機」へ
③広告主の抱える課題の解決に役立つデータ基盤構築
④広告・マーケティングの今後の発展と課題
株式会社スケールアウト 取締役 CMO 菅原 健一 氏
(2)15:10-16:10 「顧客価値の最大化を図るデータ分析」
①そもそも「カスタマージャーニー分析」とは?
②なぜ今、注目されている? 必要とされている?
③具体的にはどういうものなのか?
④どこから始めればいいのか?
⑤DMP(データマネジメントプラットフォーム)との関係は?
データマーケター 内野明彦 氏
(3)16:10-16:30 質疑&ディスカッション
【講師プロフィール】
菅原健一(すがわら・けんいち)株式会社スケールアウト取締役 CMO
2013年1月スケールアウト入社、CMO就任。広告プラットフォームとしてDSP/DMP/第三者配信/タグマネージメント等を統合提供可能なScaleOutAd Platformサービスのサービス開発、マーケティングを担当。海外アドテクノロジーイベントへの参加多数、海外アドテクノロジー企業の情報にも精通。マーケティングのデジタル化を啓蒙するため、執筆、講演活動を積極的に行う。著作に「DSP/RTBオーディエンスターゲティング入門ビッグデータ時代に実現する「枠」から「人」への広告革命」「顧客を知るためのデータマネジメントプラットフォーム DMP入門」「ザ・アドテクノロジー」等。
内野明彦(うちの・あきひこ)
ISID、電通、ネットイヤーグループ、ネットエイジなどで、数多くのマーケティングプロジェクトに関わる。ウォルト・ディズニー・ジャパンにてEコマースの立ち上げに関わり、2006年よりオーリック・システムズの取締役としてアクセス解析の新規事業構築を担う。2009年にコンフォート・マーケティングを創業。現在はデジタルマーケティング領域特化のデータマーケターとして多くの企業に対して戦略・分析・実行支援を行う。東京工業大学卒。
【開催・申込要項】
会場
日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
参加費
プリンティング・マーケティング研究会/クロスメディア研究会メンバー:無料(1社3名まで)/一般:16,200円(税込)
申込
Webからお申込み
・Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。
FAXからお申込み
・申込書をプリントして必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
(プリンティング・マーケティング研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)
問い合わせ先
内容に関して
JAGAT研究調査部 プリンティング・マーケティング研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して
管理部 電話:03-5385-7185(直通)