ワールドインポートマート5F
2月7日(木)
12:30-14:30 CM3  電子書籍ビジネスの現状と今後の課題 17,000円
(当日申込み価格)
2012年に電子書籍関連のビジネス立ち上がりが本格化し、2013年にいよいよ普及期へと突入する。アプリ、フォーマット、プラットフォームの収斂が予測されるなか、どのようなサービス提供が顧客に支持されるのか、ビジネスの方向性を検討する。
ebook
Photo : teclasorg

本セッションでは、電子書籍についての今後の可能性と、そのためにどのような視点で取り組むべきかを改めて考える。

ブラウザで作成する電子書籍の魅力について
シーイーシークロスメディアでは、ブラウザでEPUB3をオーサリングできるサービスを提供している。固定レイアウトに対応しており、雑誌や写真集を簡単に作成可能としている。

音声読み上げ電子書籍の効果と可能性
・音声同期の電子書籍ソリューション紹介
・想定活用シーン、実際の事例
・電子書籍の可能性について

電子書籍をどのように知ってもらうか、読者に届けるか
・Kindle Direct Publishingなどの電子書籍自主出版について
・電子書籍プロモーション手法解説

電子書籍アプリが与えるユーザ体験
・「ヌカカの結婚」シリーズからみる電子書籍アプリの販売手法
・無料版から有料版へアップグレードする傾向について
・いかにユーザに知ってもらうか?

 
スピーカー:松永和男   シーイーシークロスメディア株式会社  チーフアーキテクト
メーカー系ソフトハウス、ベンチャー企業を経て現職。
Ruby on RailsでのWeb開発、およびiOSのアプリ開発をメインに手掛ける。
2006年「Sun×Recruit Mash up Award」最優秀賞受賞。
2007年「Mash up Award 2nd」特別賞受賞、ほか。
2011年 HTML5フォーマットのiPad向伝統工芸の電子書籍「SYU.HA.RI」の設計・開発を手掛ける。
2012年、国内初の固定レイアウトEPUBのオーサリングWebサービス「Tigris Plus」をリリース。

◆Tigris Plusサービスサイト
http://tigris.jp

◆Tigris Plusスタートガイド
http://nanapi.jp/48502/

◆Tigris Plus操作概要
http://www.youtube.com/watch?v=LShx_U1POUc

◆Facebook
http://www.facebook.com/kazuomatz
スピーカー:山本幸太郎   有限会社想隆社 代表取締役社長
1976年生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院在学中に教育の重要性を痛感し、進路を変更して、教育系出版社に就職。マルチメディア教材の企画開発、理科教材編集を経験する。
出版社勤務後、ベンチャー企業のCTO,取締役等を経てデジタルコンテンツの技術的支援およびコンテンツの知的財産権の管理などを学ぶ。
2010年より想隆社代表を務める。
尊敬する人物はフェルマー予想を証明した数学者のアンドリューワイルズと結核撲滅に尽力した医師の山本樵男。
スピーカー:佐々木康彦   有限会社CMパンチ 代表取締役
Web・映像・音楽などの制作・プロデュースを行うCMパンチの代表取締役。eBookPro としてブレインハーツ株式会社と協力しながら電子書籍の企画・制作の分野にも積極的に取り組んでおりePub制作・販売事例においては日本での先進的な事例を複数有している。
直近事例としては丸善出版株式会社と協力しながら、電子書籍をiBookStoreおよびKindle Storeを通じて販売するなど海外向けのコンテンツ販売にもチャレンジを行っている。
スピーカー:森川幸人   株式会社ムームー 代表
グラフィック・クリエイター。1959年岐阜県生まれ。1978年筑波大学芸術専門学群卒業。
1995年株式会社ムームー設立。主な仕事は、CG制作、ゲームソフト、iPhoneアプリ開発。代表作は、「アインシュタイン」、「ウゴウゴ・ルーガ」(テレビ番組CG)「ジャンピング・フラッシュ」「アストロノーカ」「くまうた」(ゲームソフト)「マッチ箱の脳」「テロメアの帽子」「ヌカカの結婚」(著書)「ヌカカの結婚」「アニマル・レスキュー」「ネコがきた」(iPhoneアプリ)