茨城:商業
郊外に大型のショッピングセンターなどが数箇所完成し,人の動きが市街地の商店街から郊外へシフトしつつあるようです。県外からのお客様の流入も増えて活気が出てきた印象です。地域経済が活性化し,印刷業界に来る仕事も増えることを望んでいます。
東京:商業
売り上げはUPしてきましたが利益は減少して,「利益なき繁忙」の状態。利益圧迫の要因は,特に外注費が膨らんでいることにあります。
東京:出版
新聞・雑誌等では景況感の改善を報道していますが,当社を取り巻く環境はむしろ,昨年より厳しさを増しています。
大阪:商業
薄物商業印刷において,かつては年間で2&8月が閑散期でしたが,近年は通販関係の印刷で逆に繁忙期に変わってきています。むしろ現在では,5&6月の方が,印刷機の中でも特にA横輪転機の稼働が上がらないことが課題になりつつあります。大阪の市況は,決して良いものではありません。しかしながら,全国的にも決して良くはないと思います。大阪の市況が悪い理由を強いて挙げるならば,大手顧客の本社や発注部署が東京へ移転したこと等と関係があるのではないでしょうか。用紙価格の値上げについては,現時点で顧客に価格転嫁できていません。
和歌山:商業,事務
6月の売上高は予想以上の伸びになりました。新規得意先開拓の効果が目に見える形で表れてきたような気がします。7月もこの勢いを持続できれば…?最近,選挙における後援会申込書の用紙が回ってきません。これは,個人情報保護の観点からだと思われます。
広島:商業,事務
第1四半期は,一般印刷・BF・オフ輪印刷ともに仕事が増加し,売上高前年比は105%を超えました。コストダウン効果も現れ始め,営業利益率も改善しています。今後は,用紙価格値上がり分を,お客様にご理解いただきながら価格転嫁していくことが課題になります。
徳島:商業,出版
前期は売上高が8%の低下でした。今年も対前年比で好転せず,前期水準で推移していて,下がりっぱなしの状況です。
沖縄:商業
第1四半期を終えたところで,例年になく厳しい決算結果になった。この落ち込みをカバーするための営業戦略の立て直しが急務になっている。
(「2006年6月度 印刷業毎月観測アンケート」より)
2006/09/18 00:00:00