商品カタログは、それを利用する企業にとっては商品を販売する上で、非常に重要なアイテムである。カタログの使いやすさ、見やすさ、アピール度がそのまま商品販売を左右しかねない。また、インターネットが普及することで、従来の紙のほかにWebやデジタルメディアでのカタログが増えてきており、現状のカタログのあり方や役割、制作方法などをきちんと見直さないと、効果が低いカタログを作り続けるということになってしまう恐れもある。クライアントのビジネスを支援するカタログ作りのあり方とは? これからのカタログ作りについて考える。
未来を切り開くスペシャル・カタログの企画
営業戦略情報として活用できるデータベースへ
基幹データと商品情報との連携が求められる
大型カタログ制作工程のボトルネック
受注産業ということがあるのか、印刷物制作の営業においては、顧客から印刷物が発注されるのを待つというようなことが多く、そのような状況が長く続いた。しかし、顧客側・印刷会社側とも市場環境の変化にさらされており、顧客が販売促進などにおいて目的を達するためのツールも多様化している。このような状況では、顧客から発注される印刷物の受注を待っていては売り上げの達成は難しい。今、印刷会社の営業に求められているのは、印刷物にこだわらずに顧客の目的を達成するために適切なメディアを提案して、仕事を獲得していくことである。そこでは、顧客の目的は何で、現状の顧客の置かれている環境、顧客が目的を達成するための顧客側の課題はどこにあり、どのようなものかなどを十分に聞き出すことが求められる。そのためには、顧客との信頼関係が必要になり、十分なコミュニケーションが取れていることが前提になるだろう。コミュニケーション能力を上げるためには何をすべきなのかを考える。
●表紙抜け、綴じ方のポイントほか/岩田知二・樋口宗治
●社用封筒にチラシを入れたものをDMと呼んでいない?/大槻陽一
●志のある者は同志をもて/苅田和房
●音が出る印刷物〜アクセシブルPDF UD印刷事例その3/渡辺慶子
●Adobe Acrobat 8登場〜マニアックな機能と利便性・操作性の両立を目指して〜/山木大志
●Adobe Illustratorの出力トラブル その2/古殿竜夫
●売上拡大会議の目的は潜在ニーズに目線をシフトさせることだ/山田英司
●足元スリップ注意/小笠原治
●電子商取引のボキャブラリー ―PrintTalk/岸 和孝
●原稿整理●フィルムカメラとデジタルカメラ/東 陽一
●色の見え方
●『だまされる脳』『泣く子に学ぶ最強のビジネス交渉術』/前田孝夫
●迷走するまちづくり/外川洋子
●「勝手な連想」へと導くイメージ広告の巧妙さ/大槻陽一
高速フルカラーオンデマンドプリンタ
ON DEMAND PUBLISHER C65
●通販市場は順調に拡大―伸びるインターネット通販―
●近代印刷のあけぼの スタンホープと産業革命
●目標は「現場100回!」印刷のエキスパートを目指して/後藤 忍→HTML版記事ダイジェストはコチラ
●ヒューレット・パッカード、HP Graphics Odyssey開催
●ファイル・サーバを超えた「コンテンツ管理システム」/日本オラクル株式会社→HTML版記事ダイジェストはコチラ
●「FACILIS」で面付けの正確さとスピードアップを実現/三菱製紙株式会社
●校正・検版システムの導入を即決!! 品質、スピード、コスト面で業務大幅改善!/株式会社セイコーアイ・インフォテック
2006/11/24 00:00:00