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印刷現場における外字問題の解決に向けて

〜古今東西すべての漢字を扱うために〜

テキスト&グラフィックス研究会

開催日時 2006年12月11日(月)
14:00-16:00(受付開始:13:30より)
趣旨 発売が迫ったマイクロソフトのWindows Vistaでは、最新の漢字コードJIS X 0213:2004に対応したフォントを搭載し、印刷標準字体および新人名用漢字にも対応する。
また出版印刷業界では、従来からアドビ文字セット準拠のフォントが使用されている。例えばMac OS Xで採用されている文字セットAdobe Japan1-5は20,317字であり、JIS X 0213:2000、印刷標準字体にも対応している。

しかし、依然として出版印刷業界における外字問題は解決していない。
標準文字セットにない文字は、DTPにおいては外字として作成し使用されるが、グループ内や事業所内でしか共有することができない。また、印刷物製作だけを目的とする場合は画像として扱うことも可能だが、Web環境や電子書籍では実用的ではない。
外字や異体字、さらには東アジア圏の文字などの文字を含むデータ交換を行い、印刷物やWebページの製作や閲覧を容易にするには、コードの一元化が必要である。

本ミーティングでは、出版印刷分野やビジネスフォーム印刷分野における外字の現状と問題点、およびWindows VistaでのJIS X 0213:2004サポート概要と課題、それらを解決するためのインデックスフォントについて取り上げる。

講師と内容

■プリプレス工程の外字問題と対策
(DTPやCTSなどにおいて外字に起因する問題と対策)

凸版印刷株式会社 情報技術研究所 課長 斎藤 伸雄氏

■データプリント業務における外字処理の考察
(ビジネスフォームおよびデータプリント業務における外字問題と解決法)
大日本印刷株式会社 情報コミュニケーション研究開発センター 部長 栃原 聖一氏

■Windowsにおけるサポート文字拡大、および外字対策
(UnicodeとJIS X 0213:2004サポート概要と課題、文字コード規格・文字数拡張の限界と解決策)
インデックスフォント研究会 顧問 伊藤 英俊氏


※内容は変更することがございます。あしからずご了承ください。
会場 社団法人日本印刷技術協会 3F研修室
東京都杉並区和田1−29−11

(ライブ中継セミナー)
大阪印刷会館セミナー室
(〒534-0027大阪府大阪市都島区中野町4-4-2)
※本ミーティングは、テレビ会議システムを利用した双方向のライブ中継を行い、大阪会場でも受講できます。

参加費 一般:15,750円/JAGAT会員:15,750円
参加費振込先 内容の問い合わせは下記へご連絡ください。

社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 テキスト&グラフィックス研究会担当
電話:03-3384-3113(直通)

お申込は,この 申込書 FAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。 テキスト&グラフィックス研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。

主催 社団法人日本印刷技術協会

2006/12/05 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会