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分光画像の現実的アプローチ

〜 現実の「色」をコンピュータ上で忠実に再現する 〜

テキスト&グラフィックス研究会 tech Seminar

開催日時 2007年8月1日(水)
13:30-16:30(受付は13:00より)
趣旨 物体の色を認識するには、光をあてる必要がある。分光とは、連続したスペクトルの光を波長ごとにとりわけ、それぞれの波長の単色光にすることである。色を分光スペクトルで客観的に捉えれば、より正確な色を再現できる。

このように、RGB3原色による色再現の限界に対し、分光スペクトルによる色再現の可能性が大きいことは広く衆知のことである。問題はその実現性であったが、ついにソリューションが提供され始めた。今回紹介するのは、分光画像の考え方に基づく6バンドカメラと6バンドCGカラーシステムであり、会場に実機を持ち込み、デモを行う。

通常の倍の6バンドデータで色を表現することで、色の表現能力の格段な向上を実現する。さらに、画像を観察する照明光の色を考慮した信号処理を行うことで、目の前の色見本と同じ色の3DCGをモニタ上へ忠実に再現することができる。

本セミナーでは、検証チーム(阿部、庄司、郡司 他)が行った事前検証の結果を踏まえ、現在可能なレベル、近未来への可能性とアーカイブや医療関係など、色彩なビジネスの展望を紹介する。
JAGAT会場を分光実験室に見立てたセミナーは見ごたえのあるものと確信する。

構成と内容

[講師や時間割はやむを得ず一部変更する場合がございます]
●13:30-13:45 オリエンテーション

(社)日本印刷技術協会 研究調査部 部長 郡司 秀明

●13:45-15:00 実世界の「色」をコンピュータ上で再現(6バンドカメラによる実証実験)

株式会社 NTTデータ ヘルスケアシステム事業本部医療福祉事業部 システム企画担当 課長代理(工学博士) 橋本 勝

●15:10-16:00 デジタルカメラが扱う色と分析(光源の知識も踏まえてカメラマンサイドから解説)

長岡造形大学 非常勤講師 阿部 充夫

●16:00-16:30 色再現の可能性と方向性

(社)日本印刷技術協会 研究調査部 部長 郡司 秀明

会場 社団法人日本印刷技術協会 アネックス3階研修室
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
参加費 JAGAT会員 15,750円 / 一般 22,050円
参加費振込先 参加費は下記口座にセミナー開催日の2日前までにお振り込み願います。なお,お申し込み後の取り消しはお受けできません。代わりの方のご出席をお願いします。
  • 口座名:(社)日本印刷技術協会
  • 口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430
申込み お申込みは、この申込書 を出力して必要事項をご記入のうえ、 FAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。
テキスト&グラフィックス研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。

問い合わせ先 内容に関して
  研究調査部 テキスト&グラフィックス研究会担当
  電話:03-3384-3113(直通)

お申し込み及びお支払に関して
  経営推進部販売業務グループ
  電話:03-5385-7185(直通)

主催 社団法人日本印刷技術協会

2007/07/29 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会