ユーザーの操作性やWebサイトの表現力を高めるためにFlashやJavaScript等を用いることが増えている。一般にWebアクセシビリティはHTMLに関する課題と理解されているが、アクセシブルなサイトを構築するには、これらの動的アプリケーションについても対応が求められている。
Web制作に欠かすことのできない要素であるRIA技術の活用と、アクセシビリティの実現とを両立させる手段についての理解や知識は重要である。

本セミナーでは、「Webアクセシビリティ」(毎日コミュニケーションズ刊)を翻訳・監修した梅垣 正宏氏に最新動向を紹介いただく。

◇Web2.0時代のアクセシビリティと課題

「Web技術はAjaxやFLASHをはじめ、よりインタラクティブなWeb2.0の時代に 入ろうとしています。従来のWebアクセシビリティは静的なページとその操作性 にのみ注目してきましたが、これからは動的アプリケーションへの対応も迫られ ています。
そこで、Webアクセシビリティの現状を踏まえたうえで、W3Cが現在開 発を進めているWAI-ARIAを中心に、海外の動きも交えて最新動向をお話します。」

（1）Webアクセシビリティの概要
（2）HTML技術のアクセシビリティ
（3）RIA技術のアクセシビリティと最新動向

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