21世紀は人財力で差がつくといわれています。人財力の基本はソフトウエア(思考技術)であり,これからは企業も個人もソートウエアで差がつくことになります。
20世紀終盤から印刷業は、ITも含め、ハードウエアおよびソフトウエアのグローバル化,ボーダレス化が限りなく進んだ結果,ハードとソフトウエアだけでは付加価値が上げられなくなってきました。従来のハードウエアとソフトウエアが汎用化し,専門性が薄れてきたからです。
しかし、何かプロとしての特別なウエアー(技術)がなければ付加価値は期待できずビジネスにはなりません。そこでこれからの21世紀の第3のウエアとして注目されるのがソートウエア(=Thought ware 思考技術)です。
ソートウエアとは,真に理想的なビジョンを構想する発想力であり、それを何とかやりくりして実現可能にし,新しい価値を創造する問題解決力、マネジメントなど総合的な思考技術力です。このソートウエアが、不況を飛躍のチャンスととらえ革新につなげる起動力となります。企業にとっても個人にとっても,これからの発展と進歩のエネルギー源になります。
海外も含め多方面から最新の情報を収集し,専門家が大所高所より取捨選択・編集されている,JAGAT発行のプリンターズサークルはそのための格好の情報源です。購読をお薦めします。
当社は文字・画像情報処理を核とする総合オフセット印刷,デジタルメディアミックスによるコミュニケーションツール制作を主業務としています。
お客様の課題解決のために様々なコミュニケーションの提案と創出が昭和堂のソリューションであり、現在[ソリューション「心配御無用」ビジネス]を展開中。お客様の目的や要求の理解、その分析等のため、社員の能力向上に最も力を入れています。
月刊プリンターズサークルは270名の社員のうちおよそ1/3が全額自費で購読しており,個人の意識改革や自己啓発、幅広いデジタルビジネス情報の収集と実践に,また,昇格テスト問題の一部に活用するなど,毎号たいへん役に立っています。
中年になり「ああ勉強しておけば良かった」と反省するのは私だけではないと思うが、「本当に勉強というのは必要なものである」とつくづく後悔する今日この頃である。
そんな後悔おじさん達にピッタリなのがプリンターズサークルである。Webからの最新情報を仕入れるのも確かにイマ風なのかもしれないが、インターネットの膨大な情報を無作為に収集するのはかなりタフ(アメリカ人の常套句で「しんどい」に当たる)な作業である。
電車の中で、ラーメンをすすりながら、寝る前に布団の中で、肩肘張らずに専門家が十分に検討した情報をかなり分かりやすくかみ砕いてくれたコンテンツだけを効率よく手に入れられる。こんなすばらしい媒体は他には無いだろう。常々難しいことを偉そうに言っている私ではあるが、実はプリンターズサークルのかくれ読者でもある。おじさん必携の書として是非薦めたい。
DTPエキスパート試験に挑戦した数年前,私にとってプリンターズ・サークルは貴重な教科書でした。現在もめまぐるしく状況の変わる印刷業界の中にあって,新しい製品や技術の情報を得,業界の流れに遅れないようにするために毎月必ず目を通すようにしています。
また,「気ままな印刷人日記」などは印刷に携わる人間としての考え方や立場を見直すための読み物として欠かせません。これからも業界の情報源として幅広い分野での記事を掲載していただけることを期待しています。
印刷業が直面する電子化は,プリプレス技術にとどまらず,印刷マーケット,ビジネス全般に
まで及ぶ課題となってまいりました。社会インフラの課題だけに,全印刷業の方々に克服してい
ただきたいと思います。
全日本印刷工業組合連合会では早くから業界の電子化に力を注ぎ,構改事業の終了後は次ステップとして,「DTP制作と料金見積り」の啓蒙,教育を,通信教育,セミナーなどにより実施して業界の向上に努めております。印刷ビジネスの電子化を成功させるには,多角的な変化の内容を社員の一人一人が理解して,実践しなくてはなりません。
JAGAT発行の「月刊プリンターズサークル」は,業界の電子化支援,社員啓発のテキストとして推薦いたします。
社会の電子化,ネットワーク化が進み,とりわけ商業宣伝印刷の分野は新しいマーケティング
手法,流通のしくみの変化をもろに受け,電子化を先取りして対応することが迫られています。
これらの変化を印刷ビジネスのチャンスに変えることが,現在の印刷業界が直面する最大の課題
といえるでしょう。
当社においてもフロントエンドの強化,データベース化対応への取り組みを積極的に進め,社
員にはDTPエキスパート資格へチャレンジするように動機づけています。
月刊プリンターズサークルはこのような印刷経営の課題を,市場開発・営業担当、管理者の立
場で追求しており,印刷ビジネスに携わる個々のメンバーの啓発にうってつけの情報学習誌とし
て強く推薦いたします。
これからのビジネス・シーンでは,インターネットの重要性はますます高まることでしょう。印刷ビジネスも例外ではありません。得意先,市場とグラフィックアーツを結ぶワークフローを提案,構築するには,さまざまな技術や情報の流れが複雑に絡み合うため,生じる課題解決のリード役,マネジメント能力が印刷ビジネスの決め手となると考えても過言ではありません。パートナー戦略もより重要となり,主役はハードより人材となるでしょう。
印刷ビジネスに携わる個人の自己啓発を促進する月刊プリンターズサークルは,能力向上にはもちろん組織力アップに最適の情報誌で,購読をお薦めいたします。
以前勤めていた小売業の時にパソコンにふれ、何とか独学でマスター。その後DTPなる言葉に惹かれ印刷営業の道へと転身。まだ今の会社で、デジタル化が進んでなかった数年前、デジタル室の創設にかかわりました。
そんな私がひょんなことからDTPエキスパート試験を知り、2度目の挑戦の18期試験で念願の合格!素直に嬉しかった。人は誰しも努力して栄光をつかむもの。ただ、時がたつと風化していく。
私の場合、エキスパート取得を機に、印刷業に入った時の気持ちを忘れないよう、プリンターズサークルを購読しています。更新試験に向けて「DTPエキスパート認証試験対策講座」に目を通したり、印刷営業関連の連載を読んだり、「特殊印刷知識講座」を見たり、印刷業は幅が広いのでお客様から「印刷屋のくせに知らないの」と言われないように、日々プリンターズサークルで情報収集をしています。
2000/07/31 00:00:00