最新のデータ環境知識が満載
「DTP/印刷データ管理の A to Z」
日常業務として急速なデジタル化対応が優先され、適切な管理が後回しにされてきましたが、デジタルが基本になり、個々のデジタル作業をどう管理し、作られたデータをどのように管理するか。といったデジタル管理やルールの考え方が重要な課題になりました。
本書では多様化した入稿形態、デジタルデータのチェック方法、OS環境の違いによる管理、CTP運用ルール、データベースとマルチユースの汎用ルールなど印刷会社として必要なデジタル原稿の取扱い・活用方法を、現場経験豊富な著者が、実務にそって解説しています。
なお本書は、月刊誌「プリンターズサークル」に「デジタルデータ管理のABC」のタイトルで1999年6月号から2000年3月号まで連載したものに大幅に加筆したものです。
発 売 : 社団法人日本印刷技術協会
体 裁 : B5版 176頁
定 価 : 2000円
執筆者 : 多田 耕司氏(凸版印刷株式会社商印事業本部を経て、現在富士ゼロックス株式会社インダストリーソリューションズカンパニー(ISC)営業本部 マーケティング統括部勤務)
■プロローグ
/データ管理の問題点
/基本的なDTP制作環境の成熟化
/普及期に見られたデータの構造的な問題
/複雑化するデータ展開
/不十分な知識が引き起こす問題
/基本からの理解と継続した営業教育の必要性
■1章 企画・制作におけるルール
/制作物一般のデータ管理・運用
/ドキュメント制作のルールとデータ管理・運用
■2章 これから注目される技術と課題
/PDF入稿とPDFワークフロー
/アプリケーションごとのPDFファイルの作成方法
/PDF入稿の際のチェックポイント
/MacOSXとOpenType
/電子出版を考える
■3章 オンライン入稿時のデータ管理
/オンライン入稿で生じるメリットと問題点
/通信方式
/データの受領について
/データ管理方法
/エンコード/デコード形式の違いによるもの
/ファイル送受信のポイント
/メッセージも含めてすべてが文字化けを起こしているもの
■4章 プリフライトの運用
/プリフライト運用の実際
/「物」としての原稿物の確認
/データのプリフライト
■5章 手作業のデータチェック
/ドキュメント仕様に関した問題
/オブジェクトの構造上問題となるもの
/オブジェクトの構造に関するケーススタディ
■6章 WindowsDTPとデータコンバート
/WindowsDTPの分類と特徴
/WindowsDTPの環境について
/各アプリケーションソフトの問題点と対策
/WindowsとMac間のデータコンバート(データ変換)
【コラム】データコンバート方法あれこれ
■7章 CTP運用ルールのあり方と課題
/変化してきた業界の動き
/印刷物の再現性の向上
/CIPと印刷工程以降の変革
/ワークフローの構築にあたっての問題点
【コラム】新たな標準ジョブ・チケットフォーマット「JDF」
■8章 データベースとマルチユースにおける汎用ルール
/印刷用途向け画像データベース
/文字情報のデータベース
/図面・図形のデータベース
/データベース・パブリッシング
/ワンソース・マルチユースとデータベースの連携
/デジタル・アセット・マネジメント
/新たな媒体の浸透による変化と浮かび上がる問題
【コラム】さまざまに展開されるデータベース・ビジネス
■エピローグ 印刷営業のためのデータ入稿知識とは
/「社内デジタルデバイド現象」が企業競争力をなくす?
/コンテンツ制作の管理・運用を考えるには制作物の性質を知ることから始めよう
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2000/07/28 00:00:00