■ 開催日時
2000年10月13日(金) 13:00〜17:30
■ 主旨
iモード契約数は,2001年には2000万人を超える見込みで,従来のコンピュータ/ネットワーク利用に大きな影響を与えている。
iモードの公式サイトの広告はWeb以上のクリック率があり,電通とNTTドコモはiモードを対象とした広告代理店D2Cをこの6月に設立した。
ツタヤはiモードでレンタルの割引クーポンを発行して店舗の売上を伸ばす等,携帯端末は紙のチラシやPC以上の利便性をユーザに提供している。
アメリカでもワイヤレスとして注目される携帯端末は,コンテンツ配信だけでなく業務利用も本格化している。情報受発信のパーソナル化はさらに進み,モバイル分野は今や次ステップのITの焦点となっている。
今冬には,いよいよJava搭載の携帯電話も出現する予定で,来年5月には,全世界に先駆けて次世代携帯電話「IMT-2000」のサービスも開始される。一般電話機なみの音質,高速・大容量通信も可能となる。次世代携帯電話に搭載予定の認証用小型チップ(UIM)により,電子商取引のほとんどを携帯電話で行えるようになる。
今回のセミナーでは,携帯端末のインターネット利用動向,ビジネスでの利用事例,携帯電話を使用したコンテンツサービス事例,情報を提供するためのツール等をご紹介しながら,iモードの次ステップ(次世代携帯電話)やこれからのE-Commerce動向を考える。
■ スケジュールと講師
●13:00〜14:00 オリエンテーション 「携帯電話の利用・サービス動向,今後の展望」
NTT系の調査機関である同研究所は,iモードに関するユーザー調査を今年2回実施。その結果からみる利用者の特徴と市場の拡大状況や,Webよりも進歩が激しい携帯電話の最新技術動向を紹介。
●14:10〜15:10 IT活用で、営業が変わる!
リクルートは、マーケティングツールとして「ブラウザフォン」のシステムを検討。どのように営業支援に利用するのか,そのメリットは何か。実際にその「売れる仕組み」を企画推進している森氏に話をうかがう。
●15:20〜16:20 IDSの提供する携帯端末向けソリューション
iモードでは,公式サイトに選ばれないとNTT Docomoから課金サービスを安全に行うための端末認証情報は提供されず,一般サイトの運営業者は自力で端末認証料金徴収の仕組みを構築していた。一般サイト向けに安全な端末認証の仕組みを提供するMCFSSの紹介や今後の技術を展望する。
●16:30〜17:30 TUTAYA Onlineの戦略とマーケティング
iモードの公式サイトの中でも上位のアクセス数を誇るTUTAYA Online。ネットと店舗のシナジー効果を図る「クリックス&モルタル」戦略や,次世代携帯電話に向けた新たなコンテンツ戦略などについて紹介する。
また,TUTAYA Onlineは日経インターネットアワードのビジネス部門で日本経済新聞社賞を受賞した。(2000/10/03日経産業新聞朝刊より)
■ 会場
社団法人日本印刷技術協会 アネックス3F研修室(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
■ 参加費
協会会員 15,750円、一般 22,050円(通信&メディア研究会メンバーへは別途専用の案内書をお送りします)
■ 参加費振込先
参加費は,下記口座にミーティング開催日の2日前までに振込み願います。なお,お申込み後の取消しはお受けできません。
代わりの方のご出席をお願い致します。
口座名:(社)日本印刷技術協会
口座番号:富士銀行中野支店(普)202430
■ 申込み
申込書の請求,内容の問合わせは下記へご連絡ください.
社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 通信&メディア研究会担当
Phone: 03-3384-3113(直通)
または,申込書
を出力してFAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。
通信&メディア研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください
2000/09/11 00:00:00