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日本アグフア・ゲバルト/社長交代

日本アグフア・ゲバルト株式会社(本社:東京目黒区)は、代表取締役ウォルター・ストークの今年8月末退任を受け、後任としてイングバート・シュミッツが、9月1日付で代表取締役に就任すると発表しました。

現社長ウォルター・ストークは、1965年の来日以来34年間の長きにわたり事業の発展に多大な役割を果たしてきました。また、12年間日本アグフア・ゲバルトの社長を務め、広く写真・印刷・医療業界でアグフア製品の紹介・販売に尽力してまいりました。今回の社長交代は、アグフア・ゲバルト グループが今年6月1日付で株式公開を行うなど、次世代に向けた新しい事業の展開期を迎えたことをうけたものです。「新生アグフア・ゲバルト」としてよりお客様ニーズをとらえた企業となることを目指しています。

ウォルター・ストークは記者会見の席上、「新世紀のみならず次の千年紀を迎える今、62歳となった私の12年に及んだ日本アグフア・ゲバルト社長としての任務は終わろうとしています。これは過去を省みる時であり、皆さんに感謝申し上げる時であり、また、明るい未来を築くという共通の目的を持った私たちの今後の健闘を祈る時でもあります。」と語り、さらに、「同じ産業に携わるすべての友人達に心からお礼を申し上げたいと思います。 −中略−そして共通の目的に向かっての献身的なご協力を賜ったことに対し厚く御礼申し上げます。」と長い日本でのビジネスを通してお会いした多くのお客様と、サプライヤーの方々に対して深い感謝の弁で締めくくっています。

後任のイングバート・シュミッツは、1981年にバイエル グループに入社。営業、マーケティング、財務等数々の業務を担当した後、1984年にはアグフア・ゲバルト グループの南アフリカ、東南アジア向けダイレクトエクスポートマネージャーを歴任、さらにグループのトルコ代表、台湾代表を、1996年から現在までの3年間は韓国代表を務めています。
イングバート・シュミッツは、「殆どの事業分野において、今日アグフアは世界市場の主導的な地位にあり、伝統的なそしてデジタル技術において国際的に先端に立っています。日本という世界で最も困難で多くを要求される市場において、カストマーにとって我々は優秀で最も適したパートナーであると証明し、アグフアのグローバルな地位にふさわしい存在を達成する堅い決心をしています。私自信、今から向かっていくこのチャレンジの一部たる事を楽しみにしています。」とその抱負を述べ、今後の日本アグフア・ゲバルト株式会社の方向性を示すとともに、そのリーダーとなることに強い意欲を表明しました。

■新社長の略歴

イングバート・シュミッツ Ingbert Schmitz

生年月日:1959年11月17日(39歳) ドイツ・トリアー出身
経歴:1981年 バイエル グループに入社。
  1984年までの3年間に営業、マーケティング、経理、財務、物流、調達等各部門の業務を歴任。また、この間にバイエル・グループの内部訓練機関がドイツの主要大学及び公共機関と協力して行う教育プログラムを通じ米国のMBA(経営学修士)にあたる資格を取得。併せて経済、商業、マーケティング、経営管理の各学位も取得。
  1984年 アグフア・ゲバルトAG 南アフリカダイレクトエクスポートマネージャー
  1987年 同東南アジア向けダイレクトエクスポートマネージャー
  1988年 アグフア トルコ代表
  1990年 同台湾代表
  1996年 同韓国代表
  1999年9月 日本アグフア・ゲバルト株式会社 代表取締役に就任
家族構成:妻・マリオン、息子・セバスチャン、娘・アリナの4人家族

お問い合わせ先
日本アグフア・ゲバルト株式会社
 業務部 広報担当次長 合田 法夫
 電話:03-5704-3075

1999/09/20 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会