■最新号(2001年1月号)ご案内!■
◇ 特集/21世紀に勝ち残るためのプラスαを語ろう
90年代から社会全体に普及し始めたデジタル技術は,ビジネスのしくみを変え,過去に印刷が築いた強みは需要減少,価格破壊などの形で目減りしようとしている。
21世紀に勝ち残り,印刷の再構築を図るために,ミレニアムスタート地点で,何とどのように取り組まなければならないかを明らかにする必要がある。
本特集では,様々な分野のデジタル印刷ビジネス第一線で活躍される方々から,印刷を再構築するための貴重な提言いただいた。
1.印刷業はどこへ向かうのか(JAGAT編集部)/2006年までのアメリカ印刷市場予測と対比しつつ,日本の印刷業は製造業の枠組みから飛躍できるかを論ずる。
2.印刷で培った強みを生かしコミュニケーションビジネスの中心へ(大東印刷工芸・花崎博己)/現状のビジネス・ターゲットをハイエンド印刷物とネット関連範囲に絞り,コンテンツ制作とシステム提案事例を通してコミュニケーションカンパニー実現について語る。
3.顧客と一体化したパートナー型ASPを目指す(利根川印刷・利根川英二)/「作り手の発想」から「支援者の発想」への転換を行い,情報インフラ活用によるASPワークフロー構築を提言する。
4.DTPの登場によって変わったコミュニケーション(グローバルデザイン・白旗保則)/「より多くの人に,より正確に,より安く」から「より厳選された情報を,よりわかりやすく,より早く」に変わるためのコンテンツビジネスを目指す。
5.21世紀に生きる資格(テックデザイン・斉藤和弘)/DTPは当たり前,その技術だけでは値下げの嵐に巻き込まれる。Webサイト構築の文法探しの試行錯誤を通して,情報設計家への道を探る。
6.営業力強化のため,役割分担を進め専門性を高める(青松社・小林憲夫)/与えられた情報による「提案営業」,予定調和の世界を脱して,競争力のあるリスク分担業務創出型の提案営業の実践。
7.トータルコンテンツ・プロバイダを目指すべき(東海共同印刷・浅井豊彦)/手段としての紙媒体の相対的地位は低下するかもしれないが,「情報発信におけるコンテンツ作りのパートナー」の役割は,今後輝くべきこと。
8.ビジネス・パートナーとしての地位確立を(フクイン・古殿竜夫)/パソコン・デジタル知識=印刷業務知識となる、コンテンツが書けてまとめられる人がキイマンに。
◇特別企画/バーチャル大学と教材制作のゆくえ(東京電機大出版局・植村八潮)
●日本の教育ビジネスは市場縮小が予測されている。急成長が予測されるアメリカのe-ビジネス・教育産業と対比しながら,日本におけるバーチャル大学動向,印刷物教材の役割変化など,印刷ビジネス展開とチャンスについて考察。
・バーチャル大学の衝撃/教科書と出版社のゆくえ/日本の大学を取り巻く環境は厳しさを増す/バーチャル大学の下地作りが進む/国際戦略としてのバーチャル大学/日本での動向は本格化するか/教材はだれが作るか/印刷業界にもチャンスあり
◇THE プロフェッショナル→ビジネス改革するプロのための実践情報
1.(新連載)成功するメディア提案実践講座/印刷だけに固執しない企画提案のノウハウ:第2回コンセプトワークとメディアプランニング(湾岸道路・苅田和房)
・メディアプランの設計/コンセプトの重要性/メディアの使い分けと統合の方法論
2. 初めて学ぶXML XMLで実現できること/XSLによるフォーマット−XML文書を組版する(2)(岸和孝)
・XSLスタイルシート/フォーマッティングオブジェクト/結果出力/SGMLとXMLの対比
◇連載−デジタルビジネス編→知識の幅と奥行きを広げるページ
○DTP制作見積もり講座−入稿形態別の積算方法(トーク・山本徳太郎)/1.入稿形態/2.ケーススタディ(入稿形態別のワークフローと積算項目)
○ CircleDictionary(早稲田大学・中野潔)/NTSCカラーシステム/BSデジタル放送
○InputOutput(JAGAT・小笠原治)/ネットワークの破壊力−特権の衰弱−(メディア制作に印刷会社が参画するチャンスも・マス化による価格低下)
○気ままな印刷人日記(坂本恵一)/技術史の明暗・消えたマシン(アイデアは良かったが実用化されなかったマシン・実用化をはばむものは何か?)
◇連載−DTPエキスパート編→受験・更新とエキスパートビジネス
○DTPエキスパート認証試験対策講座(日本写真印刷・田邊忠)/JISX0221とユニコード/データの表現
(出題例)
1. JISX0221とユニコード
CJK漢字欄のJ欄にはJISX0208とJISX0212の文字が(A.一部 B.半分 C.全部)含まれ,その並び方は,(D.同じである E.シフトしている F.逆順になっている G.全く異なる)。UnicodeのエンコーディングはJAVAや(H.DOS I.CP/M J.Windows98)で採用されているが,アプリケーションが対応していないと使えない。
2. データの表現
コンピュータの内部では,データを0または1の2進法で処理する。しかし人間がそれを識別するのは難しいので,10進法を表現するための(K.Binary L.Octal M.HEX(heaxadecimal)N.BCD)を用いる。16進表現では,0〜9の数字と(O.10〜15 P.10〜16 Q.A〜E R.A〜F)の文字を使う。(→選択問題,解答は本ページ末)
○ DTPエキスパート 仕事の現場(福山特報社・戸原 学)/「初心忘れるべからず」読者にやさしい紙面作りを目指す
◇PC REVIEW→ビジネス感覚,視野upページ
・BOOKS(リョービイマジックス・澤田善彦)/『誤植読本』『本づくりの常識・非常識』
・MARKETING(宮城大学事業構想学部・外川洋子)/「憤死言葉」で惑わせないで
・ADVERTISING(アサツーディケー・片岡 操)/2001年は「t-mode」時代って
・Digital Document(PDFイニシアティブジャパン・井上務)/デジタル化と知的所有権(3)
・News Clip(印刷周辺の最新話題)/ITコーディネータ制度発足準備/Macオンラインソフトダウンロードのサイト開設/自動化パーソナルオンデマンドシステム発表/カラープリンタによる遠隔校正実用化他
◇PC企画特集→テーマ別ビジネスパートナー情報の集約
・普及期を迎えたCTP/小中規模企業におけるアルミベースのCTP導入
◇PCテック・イン→実用の新機材・技術の紹介
○アグフアのCTPテクノロジー
◇カレイドスコープ→キラリと光る情報コーナー
・新聞を通した新たな視点を提供「日本新聞博物館」
◇データ・アイ→データからビジネスを多角的に捉えるトップページ
・デジタル化を武器に,EC,ITにチャレンジしよう!
◇機材ニュース/最新情報14件を紹介
◇読者の広場
○PC情報局:読者プレゼント/「売れる売れる! インターネット営業戦略」を5名様に
○近況だより:「21世紀の印刷業界に期待――新しいテクノロジーやビジネスが続々と登場しており,それらのチャンスを生かせば,将来は決して暗くないはずです。印刷に携わる者一人ひとりが,強い意識をもって捉えなければならないと思います(大田区・長瀬和司)」「iモードを使いこなしたい――最近,やっとiモードの携帯電話に切り替えました。しかし,もっぱら使っているのは電話の機能とメール受信くらい。ちまたの若者のように,もっといろいろな機能を使いこなしてみたいのですが(三峰義男・相模原市」「エキスパートの苦労話に共感――わたしが本誌で楽しみにしているのは『DTPエキスパート仕事の現場』です。認証取得までのいきさつや,その後のエピソードは実にさまざまで,そのすべてをドラマに感じます(上村智代・札幌市」
○PC CLOSE UP:ソニー,電子名刺システムスタート/ネットで専門書を「立ち読み」/漫画に対応した電子書籍サービス/e-素材バイブル2001発売他
・タイアの西洋占星術/1月15日→2月14日
DTPエキスパート認証試験対策講座/出題例・解答→C.G.J.N.R.
2000年
1月号|2月号|3月号|4月号|5月号|6月号|7月号|8月号|9月号|10月号|11月号|12月号|
1999年
1月号|2月号|3月号|4月号|5月号|6月号|7月号|8月号|9月号|10月号|11月号|12月号
1998年
1月号|2月号|3月号|4月号|5月号|6月号
7月号|8月号|9月号|10月号|11月号|12月号
1997年
8月号|9月号|10月号|11月号|12月号
■年間購読料
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マーケティング部 書籍販売 担当
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2001/02/16 00:00:00