■ 2001年12月号ご案内!■
◇ 特集/ネットワークで校正を行うためには
● アナログ工程のデジタル化により制作工程の短縮は実現したが,デジタル化→インターネットの速報時代への進展により,さらなる納期短縮が重要になってきた。
● 納期短縮にはネットワークの活用,とりわけ校正への活用が不可欠だが,そのためにクリアしなければならないインフラ整備と解決すべき課題が多い。
● 今月はネットワーク校正の取り組み事例と雑誌広告のリモートプルーフ・色基準の現状を取り上げた。
1.ネットワークを利用した校正作業(日立インターメディックス/長浜孝信)
・ ネットワークフローの妨げ/リモートプルーフによるネットワーク校正/PDFによるデジタル校正/リモートプルーフシステムに要求される機能/PDFを使うメリット/導入事例/問題点/リモートプルーフからネットワークプリンティングへ
2.MIC-CMSとPDFワークフローの確立で,リモートプルーフも可能に(水上印刷)
・ PDFでプリンタプルーフとCTP出力を保証/各デバイスをネットワーク化してカラーマッチングを
3.デジタル原稿のカラーマネジメントと雑誌広告基準カラーの確立に向けて(日本雑誌協会)
・ 従来の雑誌広告ワークフローでの色の保証/現在のデジタル入稿での色の保証/CMSを利用した新しいワークフロー/CMSと基準カラーがない場合に予想されるトラブル/CMSと基準カラーを利用するメリット/現実的なワークフローはどうなるのか/残された課題/まとめ
◇特別企画/印刷業向けASPサービスpico®
● 工程情報のリアルタイム管理,ネットワークによるワークフローの標準化,共有化など,印刷業界のIT化にともなう管理業務への投資が不可欠となっている。
● これらの分野における問題解決策として今注目を浴びているASPサービス利用について,事例を通して解説する。
・ 印刷業向けASPが求められている背景−現状の課題/pico®開発の経緯/pico®はインターネットを利用したサービス/さまざまな管理・連携を可能にするサービス/pico®の特徴/pico®の導入メリット/今後の展開
◇THE プロフェッショナル→ビジネス改革するプロのための実践情報
1.印刷で使うXML講座:第2回 XMLは印刷会社の最強の営業ツール(桜井恵三) (好評連載)
・ 印刷会社がXMLを導入するために/XMLは強力な営業ツール/印刷会社にもたらすメリット
2.営業のためのCTP:第2回 CTPワークフローでの校正(フクイン/古殿竜夫) (好評連載)
・ 前提となる完全データ入稿/ポイントを押さえた校正の手段を/印刷制作物に合ったCTPワークフローを
◇連載−デジタルビジネス編→知識の幅と奥行きを広げるページ
○印刷のためのe−ビジネス時代の法律講座:第1回 印刷会社におけるITビジネスと法務(凸版印刷/萩原恒昭) (新連載)
・ 印刷会社とデジタル環境/IT関連ビジネスと知的財産権/肖像権/電子商取引と契約/情報セキュリティの重要性/個人情報保護の重要性/終わりに
○CircleDictionary(早稲田大学・中野潔)
・ミーム(Meme)/違法コピー(lllegal Copy)
○InputOutput(JAGAT・小笠原治)
・意外に本質が分からないので,紙媒体は攻め難い−科学技術が影響する印刷の行方−
○気ままな印刷人日記−第128回(坂本恵一)
・製版会社が欲しい印刷機
○漢字がらめ−第4回(スターシード/岡 和男)
・渡辺の「べ」
◇連載−DTPエキスパート編→受験・更新とビジネス
○DTPエキスパート認証試験対策講座(JAGAT認定DTPエキスパート・影山史枝)
・1.画像形式の特徴/画素数と解像度
(選択問題/出題例)
1.画像形式の特徴
@ オンライン用の画像ファイルフォーマットとして今日でもよく利用される[A.TIFF B.JPEG C.PICT D.GIF]は,CompuServeにおいて開発され,テータサイズを制限するために色数に制限がある。
A 静止画圧縮のアルゴリズムを開発するための組織名が,ファイルフォーマットの名前になった[E.TIFF F.JPEG G.PICT H.GIF]は,不可逆圧縮により,[I.低圧縮率 J.高圧縮率]が得られる。
2.画素数と解像度
@一般の600dpiのカラースキャナでA4サイズの画像を入力する時,A4の面積[K.257mm×384mm L.128mm×257mm M.210mm×297mm N.148mm×210mm]
に対して,1mu当たりのドット数が[O.600×25.4 P.(600÷25.4)の2乗 Q.600 R.600の2乗]である。
AこれがRGBの3色分必要になるので,全体の画像の容量はおよそ[S.10 T.30 U.44 V.100]MBのデータ容量となる。
(選択問題/出題例の解答は本誌をご覧下さい)
○ DTPエキスパート 仕事の現場(ウエアハウス/大森由美子)
・DTPを生かす計画と準備
◇PC REVIEW→ビジネス感覚,視野upページ
BOOKS(クリエイシオン・高木利弘)
・P2Pがビジネスを変える/IT革命とメディア
DESIGN(テックデザイン・斉藤和弘)
・食いっぱぐれないために
PUBLISHING(日経BP社・吉田直人)
・そしてサイトは「テレビ局」になった
○Digital Document(PDFイニシアティブジャパン・井上務)
・PDF最新情報
◇News Clip→印刷周辺の最新話題
・ CTP対応「DIGI−DEMIA」販売開始/「Bitway」オンラインゲーム配信/電子認証サービス「SDES」開始/視覚障害者インターフェイス・ツール開発/環境配慮型装飾用シート「セラップ」開発他
◇PCテック・イン→実用の新機材・技術の紹介
・データ圧縮・伸張/通信ボックス cubic-D(シンボリック・コントロール)
◇カレイドスコープ→キラリと光る情報コーナー
・明治を彩った極彩色のメディア「錦絵新聞の世界」展
◇データ・アイ→データから多様なビジネス変化を捉える巻頭ページ
・個人に業績能力が,企業には公平な評価制度の確立・公開が求められる時代へ
◇機材ニュース/最新機材開発・発売情報28件を紹介
◇読者の広場
○PC情報局:12月号読者プレゼント/「箔押し見本帳」「サンプルブック」「箔押し入門書」をセットで3名様に
○近況だよりから:
・「エキスパート試験に再チャレンジ」――「来年3月にDTPエキスパート試験に再チャレンジしようと思います。8月は忘れて受験できませんでしたが,次は合格を目指し,気合を入れてがんばります」(金沢市・森 章)
・「困ったWeb……」――「最近,トップを開くと動画がチラチラ……,そんなWebが増えている気がする。欲しい情報が早く手に入らなくて困ってしまう。何とかならないだろうか?」(高松市・阿部幸夫)
・「紙はなくならない」――「紙の手触り,においが好きな『アナログ人間』としては,今後の紙の動向が気になっていた。特別企画「2050年に紙はどうなる?」を読んで,やっぱり紙はなくならないとの思いを強くした」(札幌市・中本恒夫)
○PC CLOSE UP:
・印刷組合ドットコム設立/PDA対応電子書籍ソフト開発/立体のデジタル地図を共同開発他
◇タイアの西洋占星術/12月15日→1月14日
■年間購読料
会員17,640円/一般20,160円(税、送料込)
お申込み→
「申込書」
お問合せ・資料請求→mail:資料請求係
社団法人日本印刷技術協会 マーケティング部 プリンターズサークル係
tel(03)3384-3112/FAX(03)3384-3116
2001/12/25 00:00:00