各地の声(2002.01)
福島:出版、商業、事務
長引く景気低迷下,仕事の減少,価格下落,生産性悪化,デフレスパイラと悪循環が続いている。時代とともに経営スタンスを変えなければと言いつつ妙案が見つからない。こつこつ努力のままで生き長らえるか。
茨城:商業
著作権を守らなければ業界全体の地位向上はむずかしい。特にデーターベースを構築するにあたり,サーバーとネットワークのシステム構成やテーブル・インデックスス・しおりなど,情報ソースの構成にも権利を認めていただかなければならない。
千葉:商業
出尽くした感があった値下要求が一件あった。また落ちた売上を取り戻すため,デザイン面での改善提案が求められた。
千葉:出版、商業
1月の前年比は全てでひどい結果だった。幸い、2月でマイナスも含めて回復させる計画である。
東京:商業
ここ数ヶ月,IT不況の影響が大きく出てきており、経営に対するインパクトは莫大である。
東京:商業
受注はまずまずだが利益面は大変厳しい。
東京:出版、商業
売上高,受注件数ともに前年を下回っている。労働時間の短縮などで人件費を抑制している。
東京:出版、その他
売上は11月〜2月まで前年割れが続いている。仕事は結構忙しい。見積りが落ちないが、他社の見積りが当社より50%、70%低いのは何故なのか、コストダウンでは考えられない。
東京:商業
全般的に仕事量減少。見積もり依頼は前年並みなのに,価格の点で受注が困難である。前向きの姿勢で経営構築に心がける。
東京:出版
受注量は確保できたが価格は厳しい。
東京:出版、商業
受注額は昨年比約100%であったが、売上ベースは仕掛かり品が少なく落ちている。今年の経営は,まず「知恵を出そう」、「想像力豊に」そして「改革に勇気を」とあらゆる機会に話している。一番大切なことはトップ他全社員の活力だと思うが?
東京:商業
当社の売上では、学校卒業アルバムが60%を占めるが、年々原稿入稿が送れ残業時間が増加、部数に反比例して利益率は低下。
東京:出版
暮れ以降学参物が動き始めたが全般的に非常に厳しい。前年に比べて仕事の動きが読みづらく遅い。
東京:製版
ここ6ヶ月、受注量減少が響き赤字が続いている。
愛知:商業
受注に対する売上高の落ち込みが目立つ。単価の値下状態が続いていると思われる。
和歌山:出版、商業
前期までは数パーセント増できたが、今期、初めて厳しさを増している。受注点数は減ってはいないが,個々の数量,受注金額のダウンが目立つ。
鳥取:出版、商業、事務
外部環境の急な悪化に対応する力と技が大変。
岡山:出版、商業
この時期,経営者としてのの社会正義と使命を貫き通したい。
岡山:出版、商業、事務
余剰人員整理で労働時間前年比が76%になった。
福岡:商業
今期4ヶ月が過ぎ,売上前年比は累計で91.4%になった。今期の予測は90%の売上になりそう。今後もさらに固定費を徹底的に見直していく。
福岡:商業
下請け受注のDMがくるが、2300円/台(菊半)などは,安い機械を使うと25日/月でペイするだけの仕事があるのだろうか。まだまだ我々の努力は足りないのか。それともイノベーションが激しい時はアウトソーシングに進むべきなのか?
福岡:出版、商業
超不況である。来年度は固定費を一割下げ売上高をそんなに上げなくとも経常利益が見込める計画を立てた。
沖縄:商業
印刷業を取り巻く環境は依然として厳しい。新年度に向けての官公庁の印刷物発注増に期待を寄せているがどうなることやら。
(出展:JAGAT機関誌「JAGATinfo 2002年3月号」より)
2002/03/08 00:00:00