■ 2002年5月号ご案内!■
◇ 特集/CTPデータの電子送稿はPDFか? 1bit TIFFか?
● CTPの普及が本格化しようとしているが,導入メリットを生かすにはワークフローの構築などさまざまな課題がある。
● 営業・制作現場と工場が離れている場合,電子送稿によって納期短縮,効率化の課題を解決することができる。
● CTP導入においてメリットの多いCTPデータの電子送稿の導入と運用についての成功事例を取り上げた。
1.CTPデータを電子送稿するための課題(JAGAT・相馬謙一)
・CTPワークフローで採用される中間フォーマット/フォーマット選択の留意点
2.オフ輪工場のCTPへPDFデータをWAM!NETで送稿(ニシカワ・西川誠一)
・ 電子送稿は必須の選択だった/2つのワークフロー/PDFを採用した理由/効率化で納期も短縮/PDFは不安定であるという誤解/通信システムは運用コストも考慮/外部企業との電子送稿/リモートプルーフの活用
3.新聞製作における1bit TIFFワークフローの活用(DTPライター・宇野義郎/元週刊長野新聞社・那波智彦)
・ 光ケーブルを利用し1bit TIFFデータを電子送稿/なぜ1bit TIFFなのか/1bit TIFFのデメリット/大きな課題となる外部からの入稿
◇特別企画/ブロードバンド時代のコンテンツビジネス−ストリーミングの現状と今後の可能性
● 低額,高速の通信ができることにより,従来のナローバンドでは困難だった動画や音声の配信もストレスなしに利用できるようになった。
● このような環境変化において注目を集めるストリーミングテクノロジーによるコンテンツビジネスの可能性を探った。
・ インターネットの可能性を広げるストリーミング/ストリーミング配信の仕組み/ストリーミングをビジネスで活用する/ストリーミングビジネスのプレーヤーとは/ストリーミングの課題
◇THE プロフェッショナル→ビジネス改革するプロのための実践情報
1.CMSのための印刷管理:第1回/いよいよ問われるワークフロー上の統合管理 (文祥堂印刷・吉川昭二) (注目の新連載)
・CMS(Color Management System)新時代に向けて/何のため? だれのためのCMSか?/CMS環境構築はユーザ自身の手で/CMSはイノベーション(変革)/ローカルからオープンへ/CMSと標準印刷で構造改革を/CMSの到達点は「統合管理」
2.アナログ写真からデジタル写真へ:第1回/カメラの仕組みと画像記録方法の違い(国際印刷大学・伊藤晴夫) (待望の新連載)
・印刷原稿としてのアナログ写真/銀塩アナログカメラの仕組み/デジタルカメラの仕組み/デジタルカメラのメリット・デメリット
◇連載−デジタルビジネス編→知識の幅と奥行きを広げるページ
〇営業力アップのコツ――燃えよ!!印刷営業:第2回 営業改革への助走(営業戦略コンサルタント/山田英司) (好評連載中)
・お客様ロイヤリティ別営業(結果を考えたお客様別対応法のこと)の実践
〇デジ放談:その2 書籍組版と編集者の価格(Aya vs Koji+柴田@デジクリ) (好評連載中)
○印刷のためのe−ビジネス時代の法律講座:第6回 ソフトの私的使用じゃない?(凸版印刷/小関知彦) (好評連載中)
●Q&Aテーマ:「オンラインで仕事を依頼している外部契約スタッフがソフトを使用する場合,私的複製を適用できるか?」「工場内に入っている別会社へ,ソフトの譲渡・買戻しは自由にできるか?」などなど。
・著作権法上の保護/著作権の制限規定/使用許諾契約と留意点
○InputOutput(JAGAT・小笠原治)
・デジタルと紙のシナジー
○CircleDictionary(早稲田大学・中野潔)
・デジタルミュージアム/電子図書館
○気ままな印刷人日記−第133回(坂本恵一)
・イメージの共有化/似顔絵と写真
◇連載−DTPエキスパート編→受験・更新とビジネス
○DTPエキスパート認証試験対策講座(JAGAT認定DTPエキスパート・影山史枝)
・1.Photoshopのカラーマネジメント/2.データ圧縮
(選択問題/出題例)
1.Photoshopのカラーマネジメント
Photoshop5.0ではカラー管理システムが(A.CIE B.XYZ C.ICC D.HCV)プロファイルベースに拡張され,「モニタ環境」「RGB設定」「CMY設定」などの目的に応じたプロファイルを設定し,画像データに埋め込むことができる。
従来はRGB画像を編集する際の共通のカラースペースとして個々のディスプレイを直接補正していたが,現在は,これとは独立した共通の作業用(E.キャリブレーション F.RGBワーキングスペース G.変換エンジン H.XYZ)が設定でき,簡易スキャナなどから得られたRGBデータや,RGBプロファイルの設定の異なったデータを扱う場合に,この共通の作業用のスペースを指定して,デバイス間での色空間を共有することが可能となった。
2. データ圧縮
JPEGは(I.ロスレス J.ロスあり)圧縮であるが,FAXのG4は(K.ロスレス Lロスあり)圧縮である。JPEGは離散コサイン変換(M.DCT N.GIF O.PNG)方式を圧縮に利用していて,印刷では(P.100分の1 Q.10分の1 R.2分の1)くらいにデータを圧縮して使う。
(選択問題/出題例の解答は本誌をご覧下さい)
○ DTPエキスパート 仕事の現場(藤森システムサポート/藤森 哲司)
・合格はゴールではなくスタート
◇PC REVIEW→ビジネス感覚,視野upページ
〇BOOKS(東京マーケティングブレーン・前田孝夫)
・ビジネス数学入門/男を理解できない女 女がわからない男
〇MARKETING(宮城大学事業構想学部教授・外川洋子)
・大手小売業 国際提携の行方
ADVERTISING(アサツー・ディ・ビジネスデザイン局・片岡 操)
・只今ネットでは一般企業用のメディア化が進行中
○Digital Document(PDFイニシアティブジャパン・井上務)
・印刷業界も巻き込む電子ペーパーの未来
◇News Clip→印刷周辺の最新話題
・PDF総合情報サイト「PDF Adviser」オープン/能登印刷,アートシティ「展」で図録販売/凸版印刷,花木をデジタル化「e-gardening」開始/大日本印刷,ASPサービス「ミーオ!メール」開始他。
◇PC企画特集→テーマ別ビジネスパートナー情報の集約
・XML・自動化処理・組版
◇PCテック・イン→実用の新機材・技術の紹介
・キヤノンラージフォーマットプリンタBJ-W9000(キヤノン)
◇カレイドスコープAmusement Box→キラリと光る情報コーナー
・街を広告が走る! ラッピングバス急増中
◇データ・アイ→データから多様なビジネス変化を捉える巻頭ページ
・2001年首都圏折り込み広告−1カ月平均枚数は過去最高/サイズ大型化は鈍化/曜日では月曜日に注目−
◇機材ニュース/最新機材開発・発売情報22件を紹介
◇読者の広場
○PC情報局:4月号読者プレゼント
・「心をつかむPOP広告がパソコンで簡単に作れるセット」を2名様に
・「スゴネタ29ビジネス最前線」3名様に
○近況だよりから:
・「印刷業への危機感」――「このデフレをどうにかしなければ,印刷業はますます魅力のない業種になってしまうと,最近強い危機感を持っています……」(福江市・才津光寛)
・「新連載に失望」――「新連載2本を興味をもって読みましたが,はっきりいって失望しました。原稿の量に制約があるのはしかたありませんが,内容は編集で濃いものにできるはず。忙しいなか,たくさんの情報に目を通さなければならない我々には,『役立つ』と感じる内容の濃さが必要です。毎号読み切りの形でないと話がつながらなくなります」(豊中市・畠山昌憲)
→厳しいご意見ありがとうございます。新連載2本は弊誌掲示板と連携した試みです。今後,皆様の期待にこたえられるようにがんばりたいと思います。(JAGAT担当から)
→環境変化に対応いただくために,多彩な新企画をスピーディに掲載する方針を実践すべく,今月からまた新たな連載を2本(THEプロフェッショナル)スタートさせました。こちらへのご意見もぜひお聞かせ下さい。(JAGAT担当から)
○PC CLOSE UP:
・デジタル・シネマ最前線/バナーでプロポーズができるか?!/シンエイプランニング,全自動折り機開発他
◇タイアの西洋占星術/5月15日→6月14日
■年間購読料
会員17,640円/一般20,160円(税、送料込)
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社団法人日本印刷技術協会 マーケティング部 プリンターズサークル係
tel(03)3384-3112/FAX(03)3384-3116
2002/05/07 00:00:00