各地の声(2002.05)
宮城:商業
ここ数ヶ月の業績不振は,景気低迷による印刷と通し単価の値下がり等が主な原因である。今後は,エンドユーザーへの直の販売および企画デザイン等のプレゼンテーションに尽力を注ぎ、利潤の高い受注確保を目標とする。
福島:出版,商業,事務
5月,6月は,例年にない活発な動きとなった。売上,受注件数等の各指数が100を上回りうれしい限りである。しかし、印刷価格は非常に厳しく喜んでばかりはいられない。夏の不需要期を目前にしてこれが維持できたら幸いと考える。
茨城:商業
ワールドカップの影響か? ボーナス,お中元商戦に活気がない。生活者をその気にさせる熱い思いが伝わる販促活動をスポンサーと共に作り上げたい。
東京:商業
上期(平成13年11月〜平成14年4月)が終了し、売上は前年の75%、収益は「0」の状態。
東京:出版
辞書,教科書,学参,教材関係が受注の主流であるため、3月以降受注状況が厳しい。工場の定時間操業確保に躍起になっている状況。
東京:出版
3月〜5月までは、受注件数,売上ともに順調であったが、6月なって仕事量が極端に少なくなった。
東京:商業
上位得意先(ベスト10)のうち2社が不振のためそのまま影響を受けている。
7月1日より,営業の4部制を5部制に組織強化、早稲田工場第二工場の8月完工と同時にCTP導入など,今年は将来への布石で挽回する。出版,商業を問わず,得意先が減収減益である。7月1日より新たな特別利益対策で社内の仕組みを変え、新しい経営手法で対応する。
東京:商業
世相を反映して厳しい競争(価格)があり,受注点数も減り加減である。今後は,企画デザイン部門に力を入れて同業他社との違いを出していきたい。価格競争は避けたい
石川:総合
プリンティングフェア2002が、6月8日、9日開催。設備過剰による競争で一厳しい状況になる。
愛知:フォーム
当社決算は5月末で、平成13年6月〜平成14年5月までの売上前年比は▲5%、用紙購入量は▲10%であった。
大阪:商業、紙器
売上高において、前年同期比が101%と少し上向いていくる。
岡山:商業
金融機関からの融資要請に渋々応じ、その資金の使途に思案したりしていた。企業活動を社会は厳しく見ている。経営者は正しい経営哲学を身に付けることが求められている。
徳島:出版,商業
本年1月より順調な受注で推移し、売上対前年比は102.1%となったが,受注価格は10%程度低下している。7月以降の受注が心配である。
福岡:商業
現在、我社は得意先の見直しを計っている。売上ダウンはやむを得ない状況。全社改革中である。
沖縄:商業
県内の景況が良くないので売上も落ち込んでいる。今年予定されている各市町村の首長選が始まっているので、印刷物の発生が多いことを願っている。
(出典:「JAGAT info 2002年7月号」より)
2002/07/01 00:00:00