書籍の中には,前付けと本文ノンブルを別立てにしているものがある。例えば,本文のノンブルにはアラビア数字を使用し,前付けのノンブルには括弧書きのアラビア数字,斜体のアラビア数字,ローマ数字などを使用し,本文のノンブルと別立てにしている。
ところで,前付けのページ数が40ページ以上にもなるように多くなった場合,ローマ数字ではどのように表記するのだろうか?
そこで,家辺勝文氏に,ローマ数字の書き方について執筆いただいた。
「ローマ数字の書き方 家辺 勝文 著(HTML版)」
「ローマ数字の書き方 家辺 勝文 著(PDF版,250KB)」
[家辺 勝文(やべ・まさふみ)氏のプロフィール]
1950年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒、同大学院文学研究科修士課程修了。専攻は言語学。
1979年9月より日仏会館に勤務。会館のフランス語刊行物および電子メディアを担当。特に日仏協力による仏文日本歴史辞典 Dictionnaire historique du Japon 全20分冊の刊行事業では、第6分冊以降の編集・制作に携わり、1995年に完結。
1995年1月よりニフティサーブ(当時)のシェアテキストフォーラムで「国境を超えるテキスト」会議室の議長(2000年7月31日をもって @nifty のシェアテキストフォーラムは終了)。
1996年7月より(財)日本規格協会の電子文書処理システム標準化調査研究委員会 WG2 委員。日本工業規格「日本語文書の組版指定交換形式」(JIS X 4052:2000)の原案作成にあたって幹事・エディターをつとめる。
2000年10月より東京外国語大学外国語学部講師(非常勤)を兼ねる。
著書『デジタルテキストの技法』(ひつじ書房、1998)のほか、企画編集に携わった雑誌特集として『人文学と情報処理』No.26[特集「文字コード論から文字論へ」](勉誠出版、2000)がある。
個人ホームページ→ http://www.ne.jp/asahi/yabe/masafumi/
2002/07/02 00:00:00