■ 2002年7月号ご案内!■
◇ 特集/コンテンツホルダーは何を目指すのか−出版から広がるビジネスの動き
● 紙の出版ビジネスが苦戦を強いられる中,出版社ではコンテンツホルダーとしてのメリットを生かすべく,デジタル化に対応したビジネス市場を開拓する動きが出ている。
● 出版社側のデジタル化対応,自社のコンテンツ利用ビジネスに取り組む最新事例の取材を通して,今後の電子出版と印刷の関わりを追求した。
1.インターネットコミュニティの活用がポイントに(ブッキング・左田野渉)
・ 崩れた当初のオンデマンド出版モデル/絶版本をリクエストできる復刊ドットコム/投票を上まわる購買状況/会員増がビジネス拡大につながる/一般書店向けにもチャレンジ/じっくり取り組むカスタマイズ出版/今後の出版ビジネスへの取り組み
2.コンテンツの特性を生かす電子ビジネスを(昭文社・内田次郎)
・ GIS事業を基盤にスタート/地図製作とデータ管理を行うSiMAP/SiMap5つの特徴/SiMAPからの製作の流れ/コラボレーションで行う電子ビジネス/ニーズ高まるデフォルメマップル/これからの電子ビジネスは
3.電子辞書ビジネスの展望−三省堂のデジタルビジネスへの取り組み−(三省堂・荒井信之)
・ 電子出版への取り組み−CD・ROMの刊行とオンラインビジネス−/現在のビジネス環境−出版界と三省堂の現状−/なぜ,オンラインサービスを始めたか/オンライン事業の3つの大きなモデル/紙ベースの出版と電子出版の関係−紙の辞書と電子辞書−/電子出版ビジネスの展望
◇特別企画/Printerior(プリンテリア)−壁紙プリントへの挑戦
● オンデマンドプリント技術はさまざまなビジネス分野で注目を集めているが,とりわけインクジェットプリント技術は各種業界に広く普及しつつある。
● 国内市場規模7000億円強といわれる壁紙業界におけるインクジェットによるオンデマンド壁紙出力開発と展開について取材した。デジタル印刷ビジネスの新市場開拓に役立てていただきたい。
・ 膨大な在庫管理が必要な壁紙/東京ほか全国7カ所に展開/大型プリンタの新しい用途の開発/高速印刷と防火性を実現/新たな可能性を開いたプリンテリアサービス
◇THE プロフェッショナル→ビジネス改革するプロのための実践情報
1.CMSのための印刷管理:第3回/ばらつきはなくせるか? 本機印刷標準化の難しさ(文祥堂印刷・吉川昭二) (注目の連載)
・ 印刷再現とは何か/CMSと印刷再現/標準化の第一歩は印刷(すり)の標準化/「印刷力」とは何か/本刷り標準化のための基準印刷
2.アナログ写真からデジタル写真へ:最終回/デジタル写真の画像処理とワークフロー(国際印刷大学・伊藤晴夫) (好評連載中)
・ RGBデータからCMYKデータへの画像変換モード/画像処理設定のワークフロー/オートセットアップの補助機能/マニュアルセットアップ機能/デジタル写真印刷システムのワークフロー
◇連載−デジタルビジネス編→知識の幅と奥行きを広げるページ
〇営業力アップのコツ――燃えよ!!印刷営業:第4回 本当のお客様への営業スタート!!(営業戦略コンサルタント/山田英司) (好評連載中)
・ まず,名刺をもう1種作ってください/営業用名刺の登場/自分の会社を相手の言葉で説明する/売り上げアップのコツ
〇デジ放談:その4 アドビのPDF戦略って…(Aya vs Koji)
○印刷のためのe−ビジネス時代の法律講座:第8回 自社制作Webサイト更新が他社へ その時著作権は?(凸版印刷/小関知彦) (必読の連載)
● Q&Aテーマ:「当社がプレゼンしてデザインから納品まですべて手がけたホームページの仕事が,更新時に得意先と意見が合わず調整をはかっていたところ,勝手に直されて他社へ発注の依頼がされていました。権利の所属と対処についてアドバイスください」
・契約の成立と解除/著作権について/独占禁止法について
○InputOutput(JAGAT・小笠原治)
・電子化で苦悩する書籍――なぜ紙の本の模倣なのか
○CircleDictionary(早稲田大学・中野潔)
・ ウエブログ(Weblog)/DHTML(Dynamic Hyper Text Markup Language)/XHTML(eXtensible Hyper Text Markup Language)
○気ままな印刷人日記−第135回(坂本恵一)
・模倣力/段取り力/コメント力/プリンティングディレクション
◇連載−DTPエキスパート編→受験・更新とビジネス
○DTPエキスパート認証試験対策講座(JAGAT認証DTPエキスパート/富士ゼロックス・鍋倉光伸)
・1.文字の同異 2.日本語組版
(選択問題/出題例)
1.文字の同異
明朝やゴシックという差は「書体」の違いである。「書体」は(A.同一の概念を所有する文字 B.筆画の組み合わせによる骨格 C.視覚化される形状 D.文字セットの筆画デザインポリシー)をいう。
2.日本語組版
文章を区切る句読類には日本の点丸と欧文のパンクチュエーションがあるが,句読類に含まれないのは,(E.パレーン F.コロン G.カンマ・ピリオド H.疑問符・感嘆符)である。括弧(かっこ)類のうち,よう促音と同じく行頭禁則になるのは(I.起こし括弧 J.受け括弧 K.和文括弧 L.欧文括弧)である。
(選択問題/出題例の解答は本誌をご覧下さい)
○ DTPエキスパート 仕事の現場(外為印刷/和泉 慎一)
・デジタル社会での印刷会社のあり方
◇PC REVIEW→ビジネス感覚,視野upページ
〇BOOKS(リョービイマジックス・澤田善彦)
・「活版印刷人ドラードの生涯」「日本語のデザイン」
〇MARKETING(宮城大学事業構想学部教授・外川洋子)
・チェーン展開の論理とは
○Technology&Management(PDFイニシアティブジャパン・井上務)
・デジタルカメラ〜「銀塩のほうが」と思っておられる方へ〜
○ADVERTISING(コミュニケーションストラテジスト・大槻陽一)
・トップの顔と言動は企業イメージを見事に左右する「広告」だ!
◇News Clip→印刷周辺の最新話題
・ 日立インターメディックスとシステム・プロ,コンテンツ事業で提携/トッパン・フォームズ,デジタルアルバム「デジバム」販売/クリックス,電子代理申請システム「BePass」販売開始
◇PC企画特集→テーマ別ビジネスパートナー情報の集約
・XMLとパブリッシングワークフロー
◇PCテック・イン→実用の新機材・技術の紹介
・ DreamWeaver/Fireworksと連携したWebサイトテンプレート集FIRECRACKER/シリコンカフエ
◇カレイドスコープAmusement Box→キラリと光る情報コーナー
・地場産業としての伝統の技を継承 東京染ものがたり博物館
◇データ・アイ→データから多様なビジネス変化を捉える巻頭ページ
・e−Japanにより急速に進む 通信ネットワーク形成と経済効果
◇機材ニュース/最新機材開発・発売情報17件を紹介
◇読者の広場
○PC情報局:7月号読者プレゼント
・「印刷のための色彩学」を3名様に
○近況だよりから:
・「燃えよ!!印刷営業」が楽しみ」――「印刷会社の営業をしている。プリンターズサークルが手元に届くと,「燃えよ!!印刷営業」にまず目を通す。……:現場で働く人間の上に立つ者にこの連載を読んで欲しい」(東京都中央区・田中康宏)
・「Webデザイナーを目指して」――「30歳を機にWebデザイナーを目指す」と友人が言い始めた。Webデザインの仕事ってハードだそうだし,10年勤めたキャリアがもったいないと心配したのだが,友人はサッサと会社を辞め,Webデザインの学校に入ってしまった……」(さいたま市・押川 恵)
○PC CLOSE UP:
・ リッチコンテンツ制作サービス「Enterperience」/スターバックスにて「Yahoo! BBモバイル」の実証実験を開始他
◇タイアの西洋占星術/7月15日→8月14日
■年間購読料
会員17,640円/一般20,160円(税、送料込)
お申込み→
「申込書」
お問合せ・資料請求→mail:プリンターズサークル販売担当
社団法人日本印刷技術協会 マーケティング部
tel(03)3384-3112/FAX(03)3384-3116
2050/07/25 00:00:00