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各地の声(2002.10)

福島:出版、商業、事務

最近の話題は「用紙値上がりを認めたか」がもっぱら。成熟した社会の中で、印刷市場は縮小気味。競争激化で印刷価格は低落傾向。明るい話題に事欠く毎日も、今年の日数を数えると極僅か。最後の元気を振り絞り、残った日数を頑張ろう。

茨城:商業

価値観の変化に対応できなければ淘汰されてしまう。品質や納期対応力よりも、生活者に驚きや感動を与えなければ企業はお金を出してくれないだろう。

埼玉:商業、事務

価格のダンピングが全てに出て来ている。したがって、売上は増えない。赤字受注で作業量を確保している業者が増えている。

東京:製版

売上減でも収益は上がり得る。製造業の場合、社内生産が増え外注費が減れば当然改善される。見せかけの儲からない売上増を追っかけるのは、みんなしてやめたいものだ。

東京:製版

頑張っている。頑張る以外に手だてなし。頑張る。

東京:事務

昨年10月はユーザーからの特需があって売上が伸びたが、本年はそれがなかったので通常より落ち込みが大きかった。

長野:商業

どこの企業も値引き要請が一層厳しくなってきている。顧客も経営見直しでところかまわず毎日値引き要請があり、まさに自分のみ生き延びることをお互い考えているようだ。

京都:商業

印刷業毎月観測アンケートのコメントに「9月の売上前年比▲0.8%は、一般的に聞く話から見ると意外に悪くない数字である」とあったが、徹底的に悪い企業はアンケートに答えていないのではないか?と疑問に思う。

三重:商業

オフ輪外注の価格交渉が始まり、顧客との交渉が難航している(用紙値上げの件)。

和歌山:商業、事務

売上は10%近い大幅な減だったが利益は昨年とほぼ同じである。当地ではこの数年、10月の売上前年比の低迷が著しく現われている。何故だろう?11月、12月も楽観はできない。

福岡:商業

いよいよ日本経済の整理、淘汰が始まりそうである。今期は特に無駄な贅肉を落とし。筋肉質の企業改善に取り組むつもりである。

沖縄:商業

売上は上向いてきているが、当初目標には程遠い。目標必達のゲキも飛んでいる。年末商戦の印刷物で少しでも目標に近づければと思っている。

2003/01/21 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会