本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。

各地の声(2003.02)

福島:出版、商業、事務

CTP導入による生産体系の変化でフィルム使用量は激減。従来のフィルム+PS版の資材費合計から見ると、資材費はやや増の感じ。売上に対して用紙の値上げが影響しているのが数値の上から伺える。

栃木:出版、商業

見積もり競争等、呼ばれる業者(相手)が印刷業以外になってきている(データ処理を含む印刷の場合)

千葉:商業

1月、2月は前年比厳しい現況が続いたが、3月以降、選挙、年度末、販促チラシ等の繁忙見込みがあり期待できる。チャンスを逃すべからず。ベクトルを合わせて知力と体力で。

茨城:商業

官公庁の年度末にあたり、入札・見積もり合わせが多数発生している。参加件数は増加、受注率は低下、落札価格も低下。価格分析すらできない物件が増えてきている。

東京:製版

昨年より今年の方が悪い方向に向かっているように思う。イラク戦争でも始まれば最悪だ。平和であることを願いながら毎日頑張っている。

東京:商業

昨年までマイナスの話しが多かったが、東京地区では新しい動きが多くなって活況を戻しつつある。特に電子データの電子化など。マニュアル印刷については、中国への移管が急に行われていて、国内は空洞化に。

東京:出版、商業

今年は各部門で経営計画書から抜粋した改革項目の優先度、重要度を決めて目下推進中である。3月度より、受注、生産、財務(管理面)にわたり、前年と違った好実績が出ると思う。昨年と一番異なる点は、行動重視と結果、原因の検討そして対策である。人間の持つ知恵、想像力、感性をどれだけ生かせるかを楽しみにしている。

東京:出版、その他

昨年後半回復気味であったのが、また落ち込んでしまいそうである。DTP専業は成り立たないかも!

東京:出版

仕事量は前年並みだが、売上高は下がっている。

長野:出版

売上高は前年増で半期を終り折り返しそうである。その分、繁忙期が長期にわたり、低価格と短納期に泣かされている。

大坂:商業

3ヶ月ぶりに売上が前年同月比100%になった。輪転機、枚葉機ともに稼働率は高かった。3月も印刷機の稼動は良いだろう。

和歌山:商業、事務

過去最大の落ち込みである。3月、4月が前半期の一つの山となりそうである。頑張っている。

岡山:商業

印刷需要の減少と共に、仕事量確保のせいか破格の落札が急増している。いずれそんな企業は体力限界を来たし、消滅の道を辿るのではと心配している。

愛媛:商業

売上前年対比2%強増で推移している。経常利益は前年対比500万円程度良い状態で進んでいる。用紙等の原材料を安く仕入れる努力と内作化を進めている。

福岡:商業

今後とも得意先の見直し並びにコストダウンを心掛ける。

熊本:商業

価格がめちゃくちゃ。市町村合併に伴う仕事が発生しつつあるが、上製本B5 200P+カラー30P 500部を50万円台で落札といった物件が続いて落札できないでいる。トホホ。

沖縄:商業

良くない景況の中でも、着実に実績を伸ばしている会社がある。自社との差異は何なのかとつくづく考えさせられる。それなりの結果を出すためにどうしたら良いか苦慮しているところである。

(JAGAT info 2003年5月号より)

2003/04/14 00:00:00


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