輸出用マニュアルや官公庁の動向がSGML化を引っ張る時代を過ぎて,個々の企業がシステムの見なおしをするなかでSGMLを検討している。またXMLの登場によって,必ずしもSGMLのような構造化をせずに,自由にタグによる情報交換を行う動きが広範囲に起こっている。SGMLとXMLはどのような関係で進展しようとしているのか? SGML/XMLに関心をもつ出版側あるいは印刷側の人々はSGML/XMLにどのように取り組もうとしているのか。
2/3(木) 9:00-11:00 プリンスホテル2F「乙女の間」
B1 SGMLか?XMLか?
モデレータ:(株)アプローチ/近藤 幸康
スピーカー:(株)松村組/山本 隆彦
(株)日本ユニテック/奥井 康弘
SGMLは情報管理を官軍や業界標準といった大きな枠組みで効率的に扱うための仕組みとして出発した。その後利用モデルは多様になったが,今はどのような分野に及んでいるのか? データ交換を主眼にしたXMLはどこまで進み,SGMLとどう違うのかを検討する。
2/3(木) 12:00-14:00 プリンスホテル2F「乙女の間」
B2 出版側の取組み動向
モデレータ:(有)トライデントシステム/鶴岡 仁志
スピーカー:科学技術振興事業団/森田 歌子
(株)税務研究会/奥田 守
コンテンツの更新が盛んであったり,コンテンツの寿命が長い出版分野では,紙の出版を補うオンライン出版を指向してきた。2つの媒体でコンテンツを一元管理する方法としてSGMLは評価された。SGML化について,システム開発から運用,購読など多面的に考える。
2/3(木) 15:00-17:00 プリンスホテル2F「乙女の間」
B3 印刷側の取組み動向
モデレータ:(社)日本印刷技術協会客員研究員/岸 和孝
スピーカー:西日本印刷(株)/山口 正人
加陽印刷(株)/日根埜谷 秀男
丸星(株)/結城 盛樹
クライアントのSGML化の移行時期の特需的なサービスに留まらず,業務改善提案とあわせてSGML化を勧める動きがある。SGML化のターゲットはどのような仕事か? SGMLサポートをする場合に必要な能力とは? 印刷業務と非印刷の両面でサービスの変化を捉える。
1999/11/24 00:00:00