従来は発行メディアごとに制作システム構築もデータ管理も行われていた。各メディアがデジタル化すると,コンテンツを提供する側では今までと異なる方法でデータ管理を考え直さざるを得ない。またデジタルデータの運用を考えると,コンテンツの生成から制作、再利用という環を統合して設計しなければならない。コンテンツ管理に必要な要件と,それを行うための仕組みを検討する。
2/4(金) 9:00-11:00 プリンスホテル2F「琴の間」
A4 コンテンツ管理
モデレータ:静岡大学/合庭 惇
スピーカー:凸版印刷(株)/萩原 恒昭
富士ゼロックス(株)/軒野 仁孝
シュプリンガ−・フェラーク東京(株)/平野 皓正
表現メディア・出力媒体の制作と,コンテンツの生成・管理は分ける方向にある。XMLなどでコンテンツ多角利用の可能性はあるが,現実的にどんな課題があるのか? コンテンツの管理の負担をどうするのか? 著作権問題も含めて取り組むべきことを検討する。
2/4(金) 12:00-14:00 プリンスホテル2F「琴の間」
A5 サーバ/データベースの仕組み
モデレータ:サイトロック(株)/佐々木 雅志
スピーカー:(株)フジミック/大坂 哲司
(株)KDD研究所/高木 悟
(株)KDD研究所/小林 亜令
コンテンツの加工や利用の動向は,データベースやサーバープログラムを使って自動化を進め,情報提供のオンデマンド化や低コスト化,OnetoOne化によって価値を高める方向にある。その情報をコントロールするミドルウェア,スクリプトなどの技術を点検する。
2/4(金) 15:00-17:00 プリンスホテル2F「琴の間」
A6 DAM,アセッツ管理
モデレータ:凸版印刷(株)/高橋 靖明
スピーカー:ソニー(株)/相川 晃一
クォークジャパン(株)/浦吉 修
(株)イメージモールジャパン/秋田 収
デジタル化したコンテンツは品質を損なわず再利用が可能で,長期的にさまざまなメリットが期待できる。そのためにデジタル資産を長期的に運用するDAMが必要となる。放送などの分野でも大容量のDAMが構築されつつあるが,出版やプリプレスでの運用を考える。
1999/11/24 00:00:00