本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。

各地の声(2003.07)

福島:出版,商業,事務

今年の夏場の天候が業績に反映(?)したのか,昨年に比してあらゆる数値が低落している。 秋口は需要回復に向けて全社一丸となって努力するよう引き締めている現状である、

茨城:商業

アナログ時計とデジタル時計。人は情報を得ようとするとき,画像を頭の中で描き,今後の推移,推移のスピードもイメージする。イメージに合っていれば安心し、イメージを超えていれば感動する。安心と感動の印刷業領域拡大を考える。

千葉:商業

15年度下期が7月からスタートした。前年比減だがほぼ目標どおりで、8月もほぼ順調である。 9月以降が勝負。とにかくベクトルを合わせて学びと実践あるのみ。

東京:出版、製版

製版業は、もう単独での経営が成り立たない。多分、本年中で結論が出てしまうと思われる。不況でなくてデジタル化(CTP化)が製版業をのみ込んでいってしまうであろう。どう対応するか。

東京:出版,商業

毎年ながら7月,8月が最も低調な月である。決算が12月のため,1月〜6月の上半期を省みて7月〜12月の後期の改善,改革経営施策を策定して推進しているが,7月は賞与額の損金参入もあり利益も減益である。7月,8月の減益を9月,10月、11月でどの程度カバーできるかが今年の大きな課題である。特に,内製化を高めて外注費削減をし利益貢献を果たすというテーマを徹底する。利益額を昨年比30〜50%増の達成に向けての後半である。

東京:製版

昨年4月から売上は連続下落。5月にリストラを実施。収益は大幅に改善されたがこんなことで良いはずはない。7月からの当社の新年度に期待。

岐阜:商業

4月〜6月と、なかなか厳しい状況が続いている。7月の売上高はクリア(対前年比)できたが…。

大阪:商業

CD-Rの特需があり売上が大きく伸びた。

和歌山:商業

7月は大幅なダウンになった。出入り業者の情報によると、5月、6月は大阪方面も同様とのことらしいが、大阪圏がプラスが先行している。その根拠は何だろうか。和歌山のみが低調なのか?

山口:商業,事務

2年受注が落ちたが,平成15年4月〜8月の受注で前年同月同じになった。点数は20%、材料費は10%増大した。

徳島:出版,商業

前年同月比が比較にならなくなった。98年ぐらい(ピーク時)を100とした指数を出すべきではないかと思う。多分考え直す企業が多いのではないか。

愛媛:商業

ここに来て,売上と受注件数の昨年対比,目標対比が100%を切るようになった。材料関係は,業界の上昇の流れに対して横ばい状態できている。外注費が,昨年対比,目標対比で大幅増である。

福岡:商業

今後も価格下落は続きそうである。常に生産コストの見直しを図る。利益重視の企業を目指す。

長崎:事務大分:事務

前年が悪いので,前年対比は良い数字となる。顧客サイドでの内製化が激しくなり,一般的な印刷物はジリ貧である。何に活路を求めるか?

沖縄:商業

売上は前年並みだが,外注費が増えたため限界利益率が3.1ポイントも落ちている。内製化率をいかに高めるかが今後の検討課題である。

(「JAGAT info 2003年10月号」より)

2003/10/27 00:00:00


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