各地の声(2003.08)
福島:出版,商業,事務
菊全8色機導入により,社内体制の大改造中。機械台数,胴数を大幅削減し,内部効率の向上により生き長らえる企業作りに邁進中。利益率向上間違いなしの体制作り。
茨城:商業
DNAとユビキタス。少しの細胞で生体を識別できたり,再生化を可能にしつつあるDNA研究開発。少しの情報で必要情報を予測再現を可能にするユビキタス技術。産業革命というより「生命革命」の時である
埼玉:商業,事務
チラシの受注競争の結果,単価下落が続いている。官公需に対するダンピングが多い。
東京:出版、商業
8月度は毎年のことながら低調であった。どうやら8月は夏休みという誤った考えがあった。来年度は一考を要す。しかし,8月度は損益トントンで、いよいよ9月以降の追い込体制である。7月作成の「特別経営戦略」に全力をあげれば本年度「経常利益2億円達成」も可能な展開ではある。9月の成否に注目、である。
東京:製版
カラー分解が少なくなり,デジタルデータRGBの変換が多くなった。製版全般の仕事が減り,部品的な仕事が多くなった。
東京:出版、製版
DTPの中で、製版の役割が急速に縮小し、ジャンルとしての仕事がゼロに近くなってきた。
静岡:紙器
売上高は若干延びたものの利益が伸びず、苦しい経営を余儀なくされている状況である。
京都:出版,商業
今月の売上は大幅に低下した。これは,納入が9月にずれ込むものが多くあったためで,少しは落ち込みはあるが数字(88.0%)に現れているほど大きなものではない。
大阪:出版,商業、事務
学校関係が夏休みのため仕事内容が悪く大変である。
和歌山:商業,事務
残念ながら12ヶ月連続マイナスである。9月に入ってやや持ち直し感があるが、低価格受注のため売上は横ばいの状態である。
山口:商業,事務
受注点数―増、単価―安い,売上―減少.材料費―多い。
愛媛:商業
6月あたりから続いている売上低迷はまだ続いているし、これからも続きそうである。この状況が続くようであれば、変動費の変動化だけでなく固定費の削減の検討が必要になっていく。広告費等の節約等。
東京:商業
近時,4ヶ月の売上高は105% に対して受注件数は111%の実績になっており,多品種、小ロット化傾向が強まっている。対策として,DTP,CTP導入によるデジタル化指向の社内一貫生産工程確立に取り組んでいる。
福岡:商業
先月から売上が落ち着きそうである。今後もコストダウンに力を入れる。
熊本:商業
CTPを導入し,更なるデジタル化を推進.古い印刷機を処分し,残りの印刷機を2交替にした。さらなるコストダウンを目指していく。
長崎:商業,事務
全体のパイが減少している中において、何としても仕事の確保をしようと価格競争、そして価格値下げに繋がっている。この戦略には先が見えているということを各々が自覚すべきである。
沖縄:商業
仕事量も夏枯れなのか、このところ売上高が思わしくない。例年,上半期の業績結果で下半期の予測をしているが,今後,かなりの努力を迫られる状況になりそうだ。
(「JAGAT info 2003年11月号」より)
2003/11/10 00:00:00