各地の声(2003.09)
北海道:出版、商業
売上の歯止めが利かない。価格も非常に乱れてきている。
福島:出版、商業、事務
売上低落の傾向が止まらず。将来を見据えた社内整備が終了した。CTPの採用、FMスクリーンの実用化、ハイデル菊全8色機導入と一連の設備投資が終了。社員教育と意識改革運動は進行中。いずれ大輪の花が咲くことを期待している。
茨城:商業
県庁で来年1月から電子入札が実施される。ADSL接続の通信環境整備やハードソフトの設置設定等に関わる需要が拡大するだろう。
千葉:商業
下期3ヶ月で前年比売上1桁増、利益2桁増を挙げた。経営圧縮効果による。受注減、競争激化による受注価格低下に打ち克つべく、積極的な経営活動とスキルアップ、ベクトル合わせのための研修を続けている。
東京:出版、製版
今月は何とか昨年並であったが、年間を通じての売上前年比は90%。製版業からの脱皮を早く、早く。
東京:製版
短納期、低価格、高品質で仕事をやっている。以前よりコンピュータが早くなったので、仕事が(DTP)が短納期でもOKである。低価格の対応はまだである。
岐阜:商業
9月の売上前年比は118となったが、たまたま臨時物で売上が増えただけである。
大阪:出版、商業、事務
伸びずに困っている。外注なしだから利益はある。残業は少ない。
岡山:商業
社員とともに現状認識、現状改善をしっかりやっているかどうかの結果がそろそろ出てきそうに思われる。
徳島:出版、商業
8月は、平成5年以来過去最低を記録、対前年70%であった。仕掛品はほとんどない。
福岡:商業
10月から新年度に入りこれからがスタートである。常に利益追求を目指す。
長崎:事務
業界市場のパイが縮小している中で、商品、価格による差別化が行き詰まり、ますます価格破壊がひどくなっている。そういう中で、自社にとって重要な顧客(利益のある)か、そうでないかを選り分けることも必要ではないか(おいしくない顧客は切り捨てる)。
沖縄:商業
上半期の決算では、どうにか数字の上では利益は出ているが喜べるほどの状況にはない。不良債権処理を行えば、たちまち赤字に転落するからだ。
(「JAGAT info」2003年12月号)
2003/12/12 00:00:00