各地の声(2004.01)
福島:出版、商業、事務
今年1月は厳しいスタートの月となった。市場の冷え込み、競争激化による価格の低落に対応するために、昨年は設備の大幅見直し更新を図ったわけだが、今年は正念場になりそう。
茨城:商業
既存顧客からの受注額が増加。重点得意先を大切にした営業活動に特に力を入れ得た効果だろう。
茨城:商業
「満足感という名の商品」、プレミアム戦略の成功例のひとつが古いおもちゃのマーケットである。効果的な情報発信によって価値を何倍にも高めた。ディレクターやクリエーターの価値を高め、それを商品とするマーケットを創造したい。
千葉:商業
平成16年上期スタート。売上目標前年比横ばい。モットーは「真価の発揮」。課題は新規開拓、既存深耕、工場内製化、無駄取り。なによりも社員教育、特に幹部。
東京:製版
2003年7月〜12月の前年比は大幅改善し黒字が続いたが1月は赤字に逆戻り。さて、2月以降は?
東京:製版
印刷の仕事は多少多くなったが、製版だけの仕事は少なくなった。
東京:出版、その他
仕事量の減少と単価の下落が止まらない。デフレの洪水はどうにもならない。
東京:出版、商業
15年度(12月決算)は守りに徹して、外注、仕入れ費の削減で経常利益前期比200%(2億円)と経営利益の近似値を達成した。2004年は、「夢に向かって」をキーワードに攻めの経営に転じる。1月も売上微増ながら月次の経常も黒字スタート(毎年1月はトントンか赤字)で、3月、6月、9月と全部門、変革をしていく。利益確保と生活権の確保を不動のものにしたい。
大阪:出版、商業、事務
4月以降大変悪い。
和歌山:商業、事務、その他
好スタートを切ったが先行きは3月末で判断する。
鳥取:商業
フォームが減少、チラシが多くなった。
山口:商業
11月、12月と点数は右肩上りだが、受注額、加工高は減少。官公庁の入札価格のデタラメが多い。
愛媛:商業
売上が慢性的に伸びない状況。納期対応で外注費が増えていることが問題である。
福岡:商業
これからの印刷業界は、大きく様変わりしそう。これからも、まず財務力強化を計り新たな企業作りに力を入れたい。
沖縄:商業
景気は上向きになりつつあると報道されているが、そういう実感はまったくない。2ヶ月連続マイナスを計上しており先行き不安だ。
(「JAGAT info 2004年4月号」より)
2004/04/15 00:00:00