XMLは電子データをより効率的に活用する基盤として注目され，電子データ交換規約の実装など電子的な情報交換や情報共有を進める基盤として，あらゆる分野・企業で取組みが展開されている。
　また，XMLを利用することにより，企業内や企業間の新たなワークフローが生み出され，それらはワークフローの自動化，ドキュメントの企業間共同制作・自動レイアウト，分散した情報の収集と一元管理などの形で実現されつつある。
　XMLは，文書データにおける文字の大きさや書体などを，スタイルシートに定義して，さまざまなレイアウトに変換できる汎用性を持っているが，独自でXML文書を制作，管理するには，ある程度の初期投資と専門オペレータの育成が必要になる。
　本ミーティングでは，Webサーバ，XMLデータベース，自動組版エンジンを組み合わせたシステムを利用して，XMLドキュメントの作成や修正，運用管理をするサービスとそれらを利用した事例を紹介する。

●14:00-15:10
　　XML自動組版・管理サービス「自在空間」
　　　　　　　　　株式会社テックコミュニケーションズ

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社団法人日本印刷技術協会　研究調査部　テキスト&グラフィックス研究会担当
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