各地の声(2004.03)
福島:出版、商業、事務
売上高が前年対比増加。波に乗れれば幸い。原料資材を比較的低率に押さえられた結果、経常はしっかり確保できた。3月期らしい数字を生み出した。労働時間の低下は残業時間の低減が大きい。菊全8色機の交代制、効率化が数字に表れてきた感がある。
茨城:商業
県主催で「デザイン関連取引に関する改正下請法説明会」が先日開催された。知的財産権やデザイン契約の合意など、今後の印刷関連産業に微力ながら貢献したい。
千葉:商業
昨年度は選挙特需が貢献したが、今年は官公庁年度末需要も超価格破壊で低迷した。営業の危機感もあり4月度は最高の売上達成、目標突破は確実。工場設備としてCTP導入(5月)もコスト低減は人員削減がカギ。
東京:出版、商業
3月度は1月受注の大口が売上計上になり大幅な伸長であった。1〜3月までは経営計画どおりの推移(売上、生産とも)だったが、4〜6月の四半期は相変わらず厳しい状況である。社内各部の創造的破壊がどこまでできるかが今年の一番の課題である。
東京:出版、商業
価格破壊の底の限界がなく、対応策としてCTP化が必要以上に進み50%となる。当然売上額は低下し前年対比増額は困難な状況です。
東京:製版
東急エージェンシーが「イトーヨウカ堂」の仕事を電通に取られたため我社に大打撃を与えた。
岐阜:紙器、その他
業況は一進一退でまだ立ち直りとは言えない。
大坂:商業
昨年より売上、受注は良かった。印刷、製本の外注が多く大変だった。
大阪:商業
他の月に比べて3月の売上は好調。ただし、昨年3月が非常に良かったため、対前年比では悪かった。
山口:商業
3月年度末が過去最大の落ち込み。
愛媛:商業
売上が段々と確保されていく見通しになってきた。
福岡:商業
今後、全面的に得意先および自社生産設備、営業形態の見直しを計る。新しい得意先および受注形態を計る。
沖縄:業種未記載
年度末の駆け込み受注でどうにか売上は前年度実績を越えたが、不良債権等もあり内容は良くない。支払確実な得意先を増やすしかないのか?
(「JAGAT info 2004年6月号」より)
2004/06/17 00:00:00