各地の声(2004年8月)
福島:出版、商業、事務
数字の上ではやや落ち着いた感があるが、安心はできない。秋口の需用に期待している。1〜8月の状態は、非常に悪い中で過ごした。
景気回復、自分の企業の業績回復とはどの水準か模索している。
茨城:商業
昨年受注した選挙関係の印刷物が当然ながら今年はない。
来月、国立病院機構水戸医療センターが水戸市より茨木町へ新築移転することなり、高度な総合医療の提供と合わせて地域活性化になるだろう。
千葉:商業
ここ2〜3ヶ月の売上は微増だが年末が不安だ。用紙値上がりが伝えられているが、納品価格に上乗せできる状況ではないので気に掛かる。
東京:出版、その他
単価のダウンと仕事の流れの激しい変化が売上利益のダウンに表れた。
製版、制作の専業では、続けていくことが困難との見方ができる。2年が見極める時期であろう。残念。
東京:製版
CTP(機械)を8月に導入し、E印刷会社およびS校正会社と互換性を調べ調整に入った。
今後、フィルム出力は少しづつ減少していくと思う。
東京:出版,商業
毎年の傾向だか、7 月、8月、9月は低調である(特別対策をしても問題あり)。8月末の試算表では、減収,減益気味。9月の営業本部と生産管理の統合の成果が10〜12月にどこまで出るかが課題。意識的に改革を試みている。
売上35億6000万円、経常利益2億1000万円の前期比増収増益は達成したい。営業本部のモチベーションがキーポイント。
東京:出版、商業、その他
従来の仕事の今までの受注月がずれて、メーカーの販促の予算が厳しくなっているのを最近感じている。
岐阜:その他
相変わらず小ロット、短納期、多品種、高品質というクライアントからの希望が増大している。すぐに対応できる体制作りが急務である。
大阪:出版
売上が昨年より悪い。受注も昨年より良くない。
和歌山:商業
6月から西高東低の様相を呈しているようだが、その原因は何故なのだろうか?地方にいると分からない。
山口:商業
受注が伸びず、売上減。
山口:出版、商業、事務、その他
台風18号の被害は予想以上。家屋の被害もさることながら、停電48時間。プリプレス大混乱。
徳島:出版、商業
昨年20%ダウンをきっしたが回復せずに常軌となり定着しそうな感じである。
人員削減でつじつまを合わせている。新規雇用ができなく代謝がきかなくなった。
愛媛:商業
将来的なことまでは予測出来ないが、ここ数ヶ月は、売上金額、件数とも若干上向き傾向にある。
福岡:商業
今後も価格が下がりそうだ。
沖縄:商業
今年度は単月での赤字等が増えており、累計でもきわどい結果になっている。官公庁の印刷物発注も少なく、業界はかなり厳しさを余儀なくされているような気がする。
(「JAGAT info 2004年11月号」より)
2004/11/04 00:00:00