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ファイル情報やプロパティといったメタデータを付加することでデータ管理をおこなう技術は,昨今のWebやDTP用のコンテンツ管理・素材管理システムでもおこなわれている。もはや人的な作業でフォルダを分類したり,ファイル名に意味付けする程度の管理手法では,大規模で効率的な作業は望めなくなった。 メタデータを参照して,コンピュータが自動的にその意味を判断して検索・分類する必要性が高くなってきた。
Adobeは,Creative Suite製品において自社のDTPアプリで複数種類のメタデータを同居させるXMPという技術を採用した。メタデータを利用してバージョン管理をおこなうVersion Cueは,Adobeアプリ専用に作られているが,XMPによりその他の標準化されたメタデータも利用可能になっている。
メタデータが標準化されると,様々なアプリケーションのデータを一元的に管理でき,また素材管理システムをカスタマイズする必要がなくなるというメリットがある。 ニュース管理の標準フォーマット,NewsMLを策定しているIPTC(国際新聞電気通信評議会)はAdobeと提携し,ITPC-coreとして標準化されたメタデータセットをAdobeアプリで扱えるようにする予定である。
本ミーティングでは,IPTCのメタデータ策定の動向と,今後のDTPにおけるメタデータ活用について取り上げる。
■14:00-14:30 DTPにおけるメタデータの活用
■14:30-15:30 次期NewsMLの概要とIPTCとAdobeXMPとの連携
■15:30-16:00 次世代のDTP制作工程と管理
※内容は変更することがございます。あしからずご了承ください。
社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 テキスト&グラフィックス研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申込は,この 申込書 FAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。 テキスト&グラフィックス研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。
2004/11/26 00:00:00