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各地の声(2004.10)

茨城;商業

当地域の場合、移動手段の大半はマイカーである。元気な店や企業では駐車場を増やしたり広げたりしている。近くのパチンコ店は、約10年前の開店以来、私の知っているだけでも6回拡張している。

東京:製版

10月は、印刷量の多いものを受注したため売上が上がったが、その分外注費も増大した。CTP導入後、少しずつフィルム量が少なくなった。

神奈川:商業

ここ数ヶ月の業績は満足いくものとは到底言えない。コストダウン努力で何とか利益を確保。

富山:出版、商業

過去は、同業者間で暗黙の縁領での受注合戦があったが、最近は滅裂な受注競争で、顧客はもとより印刷業者にとっても本当の価格がわからない状況が続いている。売上は年々下がる一方で、何とか確保できても収益が悪化している。

石川:商業,事務、その他

新潟,中越地震の影響で秋の旅行中止の傾向があり、交通機関を変更することで対応している状況。温泉地の入浴客、観光客の減少を苦慮している。

岐阜:紙器

今月は思いのほか売上が少なかった。努力不足だろうか、もう一度戦略を立て直さないといけない。

大阪:商業

京阪地区は大変悪い。新聞広告が多く、パチンコ、不動産チラシが毎週50件以上(金、土、日)1回あるが、印刷代は安く2万枚でも輪転計算。ビックリである。

大阪:商業

10月の売上前年比は140であったが、前年の10月が悪かったからである。

大阪:紙器

スポットによる受注増により,前年比増収増益にて推移している。

和歌山:商業,事務

予想もしなかったマイナス幅であった。今年の特徴は、2ヶ月サイクルで浮き沈みがやってきている。さて、原因はとなればわかりません。

徳島:出版,商業

特に7月〜10月の落ち込みが甚だしく10%近くとなり、余剰人員配分に苦しむ。多額の赤字になる。

愛媛:商業

売上は徐々にではあるが上向き状態にきている。内作化もだいぶ進み外注削減が進みつつある。しかし、楽観できる状態では全くない。

福岡:商業

まだまだ地方の印刷受注は落込んでいる。今後,都心部と地方の二極化が進みそう。今期も経営改善を強化して筋肉体質の企業を目指す。

沖縄:商業

最近の売上の落込みに愕然としている。年末商戦でカバーするにも限度がある。全社的にそれ相応の覚悟で仕事に当らなければ厳しい結果が待っているだけである。

(「JAGT info 2005年1月号」より)

2005/01/07 00:00:00


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