■開催日時 |
2005年1月18日(火)
14:00-16:00(受付は13:30より)
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■趣旨 |
漢字は,日本,中国,韓国,台湾などで用いられ,それぞれ簡略化や日本の常用漢字など大きな変化を遂げ,その都度整理がなされている。このような制定のための文字セット,文字コードの調査研究では,正字との付け合わせ作業が行われている。
我が国の『大漢和辞典』をはじめ『漢語大字典』などの基になっているのは,1716年に中国の清の時代に完成した『康煕字典(こうきじてん)』であり,康煕字典体を正字体とすることも多い。しかし,康煕字典そのものの姿やその構造はよく知られていない。
また,それ以外にも時代や地域などの特性を反映するとともに,「通用字」として字典などに採用されている異体字がある。
本ミーティングでは,康煕字典の「同文書局版」をはじめとして,その他の流布本を紹介し,字形や用例の特長などについて言及する。また,異体字の具体的な姿や大規模異体字の構造表現,IICORE(漢字サブセット)国際委員会など国際的な動きを紹介する。
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■講師と内容 |
■東京学芸大学 教授 松岡 榮志 氏
(プロフィール)
ISO/IEC JTC1/SC2/WG2/IRG 委員・情報処理学会試行標準WG5小委員会主査,専門分野は魏晋南北朝文学,中国語の社会言語学的研究,中国語文献の情報処理
1. 異体字を考える――時代・地域・通用
(具体例を挙げて,その姿を考える)
2.『康煕字典』の版本と構造
(康煕字典の紹介と字形や用例の特長を解説)
3. 大規模漢字集合の構造表現
(国際標準化を視野に入れた異体字の構造化と整理)
4. 国際的な動き
(IICORE国際委員会の設立と今後,日本の国字の中国語発音に対する中国国内規格化の動き)
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■会場 |
社団法人日本印刷技術協会 アネックス3F研修室
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
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■参加費 |
JAGAT会員・一般 10,500円
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■参加費振込先 |
参加費は、下記口座にミーティング開催日の2日前までに振り込み願います。なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代わりの方のご出席をお願いします。
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■申込み |
内容の問い合わせは下記へご連絡ください。
社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 テキスト&グラフィックス研究会担当
電話:03-3384-3113(直通)
お申込は,この
申込書
FAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。
テキスト&グラフィックス研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。
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■主催 |
社団法人日本印刷技術協会
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