各地の声(2004.12)
福島:出版,商業,事務
多難の年が終わった。年の前半はマアマアだったが,後半には厳しい環境にさらされた。社内体制も大型機(8色機・2色機)の統合,小型機群の整理とスッキリした形となった。今年は短納期・品質維持・製造単価引き下げの3大目標に全社で努力をする年とする。
茨城:商業
先日,印刷工業組合と日本グラフィックス工業会合同の新年会が行われた。地域循環型の経済システム構築と外貨獲得型産業の支援を強く感じた。
千葉:商業
件名が消える,売価が激落する,ロットが細かくなる,業務が忙しい,工場も短納期対応が当然,背広組の効率化待ったナシ,危機感共有の組織に変えた,体制,管理者教育,IT教育,やることは多い。PDCAが要てい[協働]。
東京:出版,商業
決算期が12月のため,前期まで12月の売上高は伸長でしたが,今期は残念ながら減収減益でした。直接的な原因は営業の危機感の不足でした。今期の経営計画は「燃えたぎる心」The
Exciting Heartとして心機一転です。
東京:製版
仕事量も価格も下がっている。今年はダメ(12月)。来年も大変だ(1月)。
神奈川:商業
売り上げについては前年割れの状況が,今後もしばらく続くと思われる。限られている仕事量で,いかに多くの利益を出すか頭が痛い毎日。
富山:その他
短納期,受注1件当たりの数量減少(小ロット化)が多く,コストアップの要因が強い。
長野:出版
ここ数カ月売上高の減少が続いている。
長野:商業
11〜12月ごろから売り上げが上向き始めた。メーカーや金融関係向けのカタログ,パンフは良くない。枚葉機しかないので,オフ輪保有企業との競合を回避するため,地域限定2〜3万枚のチラシなどの仕事を重点的に集めている。単価は毎年10%ずつぐらい下がってきていたが,ここのところ,下落速度が鈍ってきたのではと感じる。
和歌山:商業,事務
この1年は浮き沈みの激しい状況でした。終わってみれば売上高は若干のプラス成長,利益水準もそれなりに終わりそうです。あばれザルよ,さようなら。
大阪:商業
お客様のおかげで,順調な推移を見せています。しかしながら,先行きの見通しは厳しいものがあります。気を引き締めて最善を尽くしていかなければなりません。
大阪:商業
これからは仕込み大変です。1月は印刷製本が悪いです。
徳島:出版,商業
カレンダーが昨年並みとなったので,売上高は微減を維持できた。ページものもパンフレットも激減した。
福岡:商業
地方の景気回復まではほど遠い状態です。
沖縄:商業
各調査機関に見る県内の景況動向は,一時的な停滞見られるも緩やかな回復基調にあるとのことである。印刷業も次第に好転していくことを期待している。
(「JAGAT info 2005年3月号」より)
2005/03/29 00:00:00