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色の見え方と科学的理解

〜眼のしくみ,色の測定と表示,デジタルの眼CCD/CMOSセンサ,配色と心理〜

テキスト&グラフィックス研究会 tech Seminar

開催日時 2005年6月22日(水)
13:00-17:00(受付は12:30より)
趣旨

 今日,印刷物の製作工程がデジタル化したことにより,色情報は他分野と横断的に扱えるようになった。すなわちモニタやプリンタ,印刷など異なるデバイス上で色を合わせるためのカラーマネジメントシステムとして総合的に認知されるようになった。
 本セミナーでは色と色の見え方に関して,科学的な視点から多角的に紹介する。

 まず,色を認識し弁別するための生体器官の基本的なしくみと心理的影響や個人差,および色の測定とその表示方法について取り上げる。また,デジタルカメラにおいて人間の眼に相当するCCD/CMOSセンサのしくみと現在の技術動向,今後の可能性などを考える。さらに,色の特性を活かして商品や商業施設にインパクトを与えるカラーマーケティングの観点から,配色と心理,産業における色の設計,色の認知や印象に関する文化差について考察する。

 印刷やカラーマネジメントの世界だけで色を考えるのではなく,色の認知に関し総合的な理解を深めることが重要である。

構成と内容

[講師や時間割はやむを得ず一部変更する場合がございます]
●13:00-13:20 オリエンテーション

社団法人日本印刷技術協会 常務理事 小笠原 治

●13:20-14:50 視覚特性に基づく色の見え方と表現法
・人間の眼のしくみと色の見え方に関する特性,また色の測定方法や色を表現する均等色空間などについて解説する。

東京工芸大学 工学部 メディア画像学科 教授 畑田 豊彦 氏

●15:00-16:00 CCD/CMOSセンサの現状と可能性
・人間の眼に対してカメラの眼にあたるCCD/CMOSセンサのしくみや光と色情報について解説し,今後の可能性を探る。

株式会社オクト映像研究所 代表取締役 竹村 裕夫 氏

●16:00-17:00 カラーマーケティング
・カラーマーケティングの構成要素や商品色の発展段階,年代別のカラー戦略,感性をデジタルで捉えるカラーイメージスケールなど事例を含め解説する。

株式会社日本カラーデザイン研究所 代表取締役 道江 義頼 氏

会場 社団法人日本印刷技術協会 アネックス3階研修室
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
参加費 JAGAT会員 15,750円 / 一般 22,050円

−DTPエキスパート有資格者−
  12,600円

参加費振込先 参加費は下記口座にミーティング開催日の2日前までにお振り込み願います。なお,お申し込み後の取り消しはお受けできません。代わりの方のご出席をお願いします。
  • 口座名:(社)日本印刷技術協会
  • 口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430
申込み 申し込みの請求,内容の問い合わせは下記へご連絡ください。

社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 テキスト&グラフィックス研究会担当
電話:03-3384-3113(直通)

または、 申込書 を出力して FAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。
テキスト&グラフィックス研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。

主催 社団法人日本印刷技術協会

2005/06/17 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会