各地の声(2005.6)
新潟:商業
定期物,社内報が数本なくなり,DTPオペレータの稼動が半分で余剰が出てきました。販促費削減傾向は今年も強まっていて,年末商品の手帳・カレンダー等の数量減が12月売上に大きな影響を与えそうです。
福島:出版,商業,事務
売上高に対し原材料の割合が高くなってきた。受注価格が下がり,原材料がアップすれば自ずと利益の下降が見られる公式通り。話し合いもダメ。価格を叩くだけの競争社会で生き延びる方法は何か。考えさせられることのみ多い。
茨城:商業
対前年同月比で労働時間が減る一方,増収になっているのは嬉しいことです。これからも生産性UPに向けて努力していきます。
東京:製版
悪い,悪い。仕事量,価格ともに悪い。言葉にならないほど悪い。
東京:出版,商業
1〜6月(上半期)は増収減益です。増収の要因は3〜4ヵ月先の物件情報の収集という営業活動が効を奏し,ターゲットを絞れたこと。減益は外注比率が高い当社にとって,3月の年度始め短納期対応で外注価格が高騰したためです。従って7月以降の当社の課題は,営業情報のほかに新規開拓と外注政策の徹底です。組織と人員も見直して増収増益の実現を図ります。
岐阜:紙器
6月は我が社の決算月です。売上高は約2%の増でしたが,利益の方はどうなることか,楽しみと不安が半々です。
和歌山:商業
売上高が6ヵ月連続のマイナス。ある程度予測はできていたが,ここまでとは驚きの一語。地方では官公需,企業関係からの受注が大幅減少です。今年一杯は我慢の年と思っています。来期は大丈夫です。
大阪:商業
6月が決算月になります。1年を通して見ると,前年比111%と好業績になりました。お客様,社員,協力会社の皆様に感謝しています。
大阪:商業
当社受注品の用紙が全般的に厚く(重く)なる傾向にあり,結果的に用紙仕入金額が増えています。
大阪:商業
菊全機導入のため,試し刷りが多くなってインキ代,用紙代がUPしています。売上も同様にUPして欲しいものです。
徳島:出版,商業
営業努力不足で,売上下落はまだ続きそう。
福岡:商業
4月度から業績が雨になった。3月度までと違い,非常に厳しい状況になっている。パイが減少したと考えられる。コスト高の反面,価格は下降気味。生き残りを賭けたシビアな経営が求められている。
沖縄:商業
第1四半期の売上高予測は損益分岐点スレスレだと思われる。それなりの売上高目標,利益計画を設定して滑り出した今期であるが,現時点から判断して苦戦は免れないであろう。
(「JAGAT info 2005年9月号」より)
2005/09/23 00:00:00