本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。

コンテンツ管理(CMS)を活用したWebサイト構築

―CMS選択のポイント―

通信&メディア研究会 tech Seminar

開催日時 2005年10月6日(木)
13:00-17:40(受付は12:30より)
趣旨 2005年に入りCMS(コンテンツ管理システム)を「Webサイトの構築」や「企業の文書管理」に導入する企業が急速に増えている。数年前まではアメリカで開発された製品が中心であったため、言語や機能、金額面などで導入に苦労する企業が多かった。

最近のアメリカ製品のCMSパッケージは,日本企業が使いやすい機能を充実させている。日本で開発されたCMSのパッケージの評価も高まっている。

また,XOOPSなどオープンソースによる低コストの環境なども整い、大規模から中小規模までCMSの選択の幅が増えた。

本セミナーでは,Webサイトの構築・運営で実績のあるアメリカ製のCMSを2種類,低コストで機能の高い日本製のCMSを1種類取り上げた。各社から事例の紹介を中心に、構築時の費用、操作性,導入時に気をつけること,などを解説していただく。また実際にCMSを活用している制作プロダクションのホンネを聞くことで,CMS選択のポイントをさぐる。

構成と内容

[講師や時間割はやむを得ず一部変更する場合がございます]
●13:00-13:10 はじめに
社団法人日本印刷技術協会

●13:10-14:10 コンテンツ管理システム(CMS)導入の現場から

株式会社ロフトワーク 代表取締役 諏訪 光洋 氏

ロフトワークは、同社が運営するクリエイターのコミュニティと高い技術を武器に、ボリュームのあるWebサイトを短期間で構築するのを得意とするWeb制作プロダクション。大量のコンテンツを扱う場合もはやCMSは欠かせないツールになっているという。
今回は,中立的な立場からCMS選択や活用のポイントと使い分け、XOOPSなどオープンソースを活用する場合のメリットと注意点などを解説。
「今後は印刷会社ともパートナーを組んで,さらに事業領域を広げていきたい」と諏訪氏は語る。

●14:20-15:20 FatWire:CMSと基幹システムを組み合わせたECサイト

ファットワイア株式会社 営業部 SEマネージャー 竹橋 幹司 氏

基幹システムとの連動が可能なCMS「FatWire」。グローバルに展開する企業や新聞社、通販カタログ,ECサイトなどに活用されている。多様な事例から動的サイト構築のポイントを解説していただく。また,大手印刷会社でデータベース開発を担当していた竹橋氏は「コンテンツを良く知る印刷会社は,他業界と比べてCMS上手く使いこなす可能性が高い」と語る。

●15:30-16:30 Interwoven:コンテンツのアセット(資産)管理を実現するCMS

インターウォーブン・ジャパン株式会社 アライアンス・マーケティング本部 マネージャー 並木 昌一 氏

国内外での導入事例が多い老舗のCMSパッケージ「Interwoven」。コニカ・ミノルタやヤマハなどの大規模サイトだけでなく,中規模サイトにも数多く導入されている。同社の電子カタログのパッケージとInterwovenの連動も評価が高い。
日本の事例や洗練されたワークフロー管理の機能を紹介し、資産としてコンテンツをいかに管理するかを解説。

●16:40-17:40 WebRelease:日本で開発された評価の高いCMS

株式会社フレームワークスソフトウェア 代表取締役 桝室裕史 氏

国産CMSの中でも利用の簡易さや価格の安さ,豊富な機能などで評価の高い「WebRelease」。ライセンス提供をするため,Web制作プロダクションにとってもサイトを構築,納品しやすい製品である。また,テンプレート画面はMac OS Xのブラウザ「Safari」でも操作が可能。六本木ヒルズのサイトや出版社など多様な導入実績を持つ。
桝室氏は「紙の制作・編集の経験のある制作プロダクションや印刷会社は,仕事が正確で精度の高いWebサイトを作る」と信頼を寄せる。

会場 社団法人日本印刷技術協会 アネックス3階研修室
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
参加費 JAGAT会員 15,750円 / 一般 22,050円
参加費振込先 参加費は下記口座にミーティング開催日の2日前までにお振り込み願います。なお,お申し込み後の取り消しはお受けできません。代わりの方のご出席をお願いします。
  • 口座名:(社)日本印刷技術協会
  • 口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430
申込み 申し込みの請求,内容の問い合わせは下記へご連絡ください。

社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 通信&メディア研究会担当
電話:03-3384-3113(直通)

または、 申込書 を出力して FAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。
通信&メディア研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。

主催 社団法人日本印刷技術協会

2005/10/04 00:00:00