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拡がりつつあるPDF入稿の実際と課題

テキスト&グラフィックス研究会

開催日時 2005年10月3日(月)
14:00-16:00(受付開始:13:30より)
趣旨

電子政府・電子行政などの考え方が進展しつつあり,一部ではPDFドキュメントによる電子申請が現実化しつつある。
たとえば製薬業界における新薬の申請には,通常でも数万ページにおよぶ書類を作成し提出する必要がある。数万ページの印刷物では,検索や索引など,審査をおこなう際にも影響がある。PDFによる電子申請を実現することにより,検索性や「しおり」など迅速で確実な審査の上でも有用であるという。
PDFドキュメントによる電子申請が進展することにより,そのデータから印刷物を作成することも容易となる。

また,通常の印刷物を発注する企業にとっても,電子データからPDFを作成し入稿をおこなうことで,コストや校正の手間の削減,品質の安定を図ることが可能である。しかし,完全データとしての品質保持をいかにおこなうかなど,新たな課題が浮上してくる。
発注元における品質保証やチェック手法などは,印刷制作会社にとっては新たな提案の糸口となるかもしれない。

本ミーティングでは,製薬業界におけるPDF電子申請の状況と課題,さらに,印刷物制作におけるPDF入稿と品質保証の手法について取り上げ,今後のPDF入稿のあり方と課題について考察する。

講師と内容

14:00-15:00 PDF入稿を実現するためのPDF品質管理
(統一規格の必要性,印刷向けのPDF/X-Plus,プリフライトによるPDF品質管理)

株式会社ソフトウェア・トゥー 営業本部営業課 マネージャ 川井浩司氏

15:00-16:00 製薬業界におけるPDF電子申請の進展とPDF入稿
(電子申請の動向と課題,PDFデータによる印刷物製作)

グラクソ・スミスクライン株式会社 開発本部ディベロップメントIT部 課長 岩本浩司氏


※内容は変更することがございます。あしからずご了承ください。
会場 社団法人日本印刷技術協会
東京都杉並区和田1−29−11
参加費 一般:15,750円/JAGAT会員:15,750円
参加費振込先 内容の問い合わせは下記へご連絡ください。

社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 テキスト&グラフィックス研究会担当
電話:03-3384-3113(直通)

お申込は,この 申込書 FAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。 テキスト&グラフィックス研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。

主催 社団法人日本印刷技術協会

2005/09/29 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会