各地の声(2005.10)
福島:出版,商業,事務
売上高の確保はなんとか維持している。ただし用紙の購入・金額とも非常に高い割合で経過しており,売上高に対する原材料の比率が上がっている。多分に印刷料金の下落に伴い原材料の比率が相対的に上昇していると思われる。印刷料金の適正化が最大の課題だ。
茨城:商業
安値受注競争の真っ只中のようで,「早い,うまい,安い」が当たり前になっています。できれば価格に左右されない付加価値を付けられれば良いのですが。どの企業も予算が少ないようで,今現在は,短納期で良い品質の製品を安く提供できなければ乗り切れないでしょう。
東京:製版
10月は例年通り仕事量があった。しかし全体的に仕事があるのではなく,一部に偏っているような気がする。11・12月はこのままいくが,来年が心配だ。
愛知:商業
11月に入ってから,パッケージの受注が落ちている。商印はあまり変動していないが,パッケージは悪い。紙卸商・加工業者も同様の意見がほとんどです。
大阪:商業
制作部は年末に向けた歳末イベント関係のチラシデザインに追われています。印刷製本はカレンダー印刷が落ち着きました。
大阪:商業
11月前半は仕事が少なかったが,後半からは枚葉&輪転印刷ともに忙しくなってきています。特にA横輪転は来年の初めまで仕事が詰まっているようです。
(「2005年10月度 印刷業毎月観測アンケート」より)
2006/01/22 00:00:00