各地の声(2005.11)
福島:出版,商業,事務
今年も残り少なくなり,年度の総仕上げの時期を迎えているが,年末の盛り上がりに欠ける日々が流れている。オフ輪業界は繁忙を極めているが,枚葉印刷業界は実に静かな状況が続いている。次年度の年度計画も慎重に作成したが,どんな年になるか…どんな年にするか,各人気を入れて新年を迎えるところだ。
茨城:商業
印刷に携わっていない一般のお客様でも,印刷物を見る目が肥えてきているようで,良いデザインで,早く,安くを望む傾向が強まってきた。これに対応できなければ仕事は発生しない。仕事に動きが出てきたようであるが,依然として価格は安値で推移しており,状況は厳しい。
千葉:商業
グループ制営業組織,工務の営業支援部化,新規,フォロー,掘り起こし戦略等々,下期になって徐々に結果に結びついてきました。
愛知:商業
11月に入ってから,パッケージの受注が落ちている。商印はあまり変動していないが,パッケージは悪い。紙卸商・加工業者も同様の意見がほとんどです。
和歌山:出版,商業
「仕事はあれど売り上げ伸びず」。ますます小ロット・低価格で推移しています。業態変革を推進していますが,ハードルは高いです。泣き言はこれぐらいにして,社員のためにがんばります。
大阪:商業
紙,材料は値上がっているが,印刷単位は上がらず(上げられず),特にチラシは非常に厳しい単位です。
大阪:商業
11月前半は仕事が少なかったが,後半からは枚葉&輪転印刷ともに忙しくなってきています。特にA横輪転は来年の初めまで仕事が詰まっているようです。
山口:商業
平成16年度の受注点数は平成15年度より多いが,平成17年度は点数も前年に比べると約0.8%少ない。
福岡:商業
来年もますます印刷業界も大きく変態を迎えそうです。従来の印刷業界から脱皮できるかがかぎと思います。
沖縄:商業
売上目標必達のスローガンを掲げ挑戦しているが。マスコミ報道では景況は良くなりつつあるとのことだが,現実はかなり冷え込んだ感じである。業種や地域により好不況の偏りがあるのか,不思議でならない。
(「2005年11月度 印刷業毎月観測アンケート」より)
2006/02/21 00:00:00