本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。

各地の声(2005.12)

北海道:出版,商業

前工程部門の落ち込みは,CTP化以来著しい。印刷業界はデジタル化がまったく追い風になっていない。永年の業界体質だと思う。物理的な力での改善ではなく,人間としての考え方,生き方などを根本的に変える変革が必要だと思っています。

福島:出版,商業,事務

1年がやっと終わった。売上高の確保はどうにか上向いたが,売上高に対する原材料比率,外注加工高比率が大きく増大した結果,中身があまり良くない結果に終わった。18年度は営業戦略の見直し・強化・製造原価の低減に努力,少しでも内容重視で利益確保に努めたい。

茨城:商業

仕事の動きは良くなってきたようであるが,例年のような慌しい年末ではなかった。全体のパイが小さくなって,体力勝負をしているように思える。価格に左右されない「何か」を身に付けなければ,この戦いに残れないであろう。

東京:出版

毎年12月は低調でしたが,4年ぶりに目標達成に今一歩までという中で,例年より達成意欲が旺盛でした。得意先との密着度と長期情報の収集の努力だと思います。(増収増益です。)1月から新年度です。新規開拓と社員のレベルアップほか,具体的に取り組みます。

東京:製版

交代制にも良い面と悪い面がある。それでも交代制でやっていくより方法がない。一時的かもしれないが,交代制を導入して良かったと思う。

東京:商業

得意先からの秘密保持契約及び,業務委託契約書の締結要請が増えてきている。

千葉:商業

17年下期は売り上げ・利益とも,目標を達成することができた。1年間取り組んできた営業組織の変更(チーム制・プロセス管理・スキルアップ)と工務の営業支援体制へのベルト合わせが実になってきたか?

山梨:出版,商業

売上高は東京地域の拡大により伸びているが,利益目標は大きく下回っている。Pマーク取得に向けて活動中,3月取得を目指しています。

岐阜:商業,その他

受注は好調のようだったが,月間売り上げは変わらず。新年に期待したい。

愛知:商業

商印は前年並みだが,パッケージが減少している。

大阪:商業

新年より営業地区割りを見直し,新しい営業戦略を行います。

岡山:出版,商業,事務

地方小売は萎縮しきっており,多くが廃業を視野に入れている。印刷業者も合従連衡は避けられまい。

沖縄:商業

政府の沖縄振興策により設備運転資金等の調達は容易になっているが,ここ数ヵ月の収支状況がなかなか好転しないため,思い切った施策が打てない。県や地方自治体が印刷物予算を増やして欲しいものだ。

(「2005年12月度 印刷業毎月観測アンケート」より)

2006/03/31 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会