厚生労働省の「毎月勤労統計調査」によると、2005年の事業規模30人以上の印刷業における月平均労働時間(所定外労働時間を含む)は173.9時間で、年間では約2086.8時間となっています。前年の月平均177.5時間、年間約2130時間から月間で3.6時間、年間で43.2時間減少しました。
事業規模30人以上の製造業全体では、月平均166.8時間(前年167.7時間)、年間では約2001.6時間(同2012.4時間)で、0.5%減となり4年ぶりに減少しました。サービス業や卸売・小売業などを含めた調査対象産業(事業規模30人以上)全体の総労働時間数は、年間で約1828.8(前年1839.6時間)で、他業種より製造業は労働時間数が多くなっています。
「2006年版活用労働統計」によると、2004年の従業員5人以上規模の印刷業の平均月間所定内給与(定期給与のうち残業代を除いた額)は、26万8000円で、前年の25万7500円から1万500円の増加となりました。また、残業代を含めた定期給与ベースでは、2003年の28万8200円から30万2400円と1万4200円の増加となりました。
一方、全製造業平均の定期給与は、2003年の29万8200円(所定内給与26万7400円)から2004年は30万5100円(所定内給与27万2000円)と6900円増加しています。
2006/04/27 00:00:00