2月の広告業売上前年比は▲0.3%であった。マス4媒体全体は昨年10月以降5ヶ月連続の前年割れ(▲0.4%)である。新聞(1.3$増)、雑誌(1.6%増)は良かったが、テレビが▲0.9%で全体の足を引っ張った。テレビは5ヶ月連続で前年を割り込んだ。SP関係では、折込・DMが▲12.6%と大幅に落ち込んだ。このような大幅なマイナスは今までになかったことである。他の資料を見て判断すると、DMの落ち込みが主要因と思われる。SP/PR/催事企画が6ヶ月ぶりに前年を割り込んだ(▲4.5%)。
2月の印刷情報用紙の国内出荷高前年比は2.4%増であった。情報用紙は0.9%増で、印刷用紙もすべての分野で前年を上回った。
塗工用紙は、軽量コートが5.5%増と好調で、コート紙も3.1%増で1月よりも伸び率が高くなっている。微塗工印刷用紙は3.7%増と相変わらず順調に伸びている。非塗工用紙は2月は全円を上回った。上質紙が6.0%増と大幅に伸びたからである。
情報用紙では、フォーム用紙が▲3.1%であった。PPC用紙の需要が伸びている(5.7%増)。
(「JAGATinfo 2006年6月号」より)
2006/06/19 00:00:00