印刷メディアとデジタルメディアの違いは主観的に、感覚的に語られることが多い。科学的見地から知ることは、コミュニケーション効率の最大化や印刷メディアの将来を考える上で極めて有用だ。
紙メディアは効果や優位性の定量的な表現の難しさが電子メディアと比べて不利になっている。紙メディアの良さを「肌触り」などの感性的表現でなく、科学的に表現するにはどうすれば良いか。その研究はどこまで進んでいるか。紙メディアに関わる人が知っておくべき知識とは。
紙と電子の比較研究は一定程度進んでいるが、日常生活においては感覚的に論じられることが多い。それぞれの特性を知って適切に使い分け、または組み合せることが現代社会におけるコミュニケーション効率を高める。本ミーティングではメディアニュートラルの視点から紙メディアと電子メディアの特性を考察する。
開催日程・開催時間
2016年3月29日(火)14:00-16:45(受付開始13:30より)
詳細
■14:00~14:40
デジタル社会における紙の役割
東海大学工学部 光・画像工学科 教授/技術士/Ph.D(Sussex大学)前田秀一 氏
■14:50~16:00
認知的観点からの文書メディアの客観的・定量的な比較
富士ゼロックス 研究技術開発本部研究主査/東京工科大学兼任講師 柴田博仁 氏
■16:10~16:45
ディスカッション「学術的に紙と電子の組み合せや使い方を考える
モデレータ:日本印刷技術協会 研究調査部長 主幹研究員 藤井建人
【開催・申込要項】
日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
参加費
一般:15,120円(税込)、JAGAT会員:10,800円(税込)
印刷総合研究会メンバー:2名まで無料 ([上級] 3名まで [特別] 5名まで)
Webからお申込み
・Web申込フォームに必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。
FAXからお申込み
・申込書をプリントして必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
(印刷総合研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)
問い合わせ先
内容に関して 研究調査部 印刷総合研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して 管理部 電話:03-5385-7185(直通)