コロナ禍3年目の広告費はインターネットの成長によって初の7兆円台乗せになった。そして伝統的メディアでもラジオや折込チラシなど一部が増加に転じたことも寄与した。
減少したメディアの多くも、経済の正常化によって総じて減少幅を縮めている。米国ではGAFAMが失速するなか、今後のメディア勢力図はどうなるか。
通販は7.8%増で23年連続の成長、初の11兆円台。通販会社の販促メディアにおけるネットの比重は高まるが、頭打ち傾向からの変化も見られる。他方、売り上げ獲得メディアの視点だと、ネットと印刷の差は相当に縮まる。また、JAGATによる27製品別の印刷需要調査では、印刷物の増減傾向だけでなく生産方式と付帯サービスのヒントも見える。米国ではデジタル広告費が飽和、との声も聞かれる時代のメディア最新動向を考える。
日時
2023年3月28日(火) 14:00-16:50
講演内容
広告と通販、印刷メディアの最新動向
-GAFAMが失速する時代のメディア勢力図を考える-
■14:00-15:00
『日本の広告費2022』調査に見る市場とメディアの動向
電通メディアイノベーションラボ 研究主幹
北原 利行 氏
■15:10-16:00
調査結果から見える通販業界の最新動向
~関係法規制と行政の動向を交えて~
公益社団法人日本通信販売協会 理事・事務局長
三浦 千宗 氏
■16:10-16:50
印刷メディアの需要調査分析(+ディスカッション)
公益社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 主幹研究員
藤井 建人
講演タイトル、講師、構成、時間割は、やむを得ず一部変更する場合があります。
参加費
一般:15,400円(税込)
JAGAT会員:11,000円(税込)
印刷総合研究会メンバー:無料( [一般会員]2名まで [上級] 3名まで [特別] 5名まで )