コダック、PrinergyワークフローとLanda社の商業印刷向けNanographic Printing®プレスの自動化で連携

掲載日:2016年6月10日

コダックとLanda Digital Printing社は同社の商業印刷アプリケーション向けNanographic Printing®プレスの自動化デジタルワークフローについて、戦略的に連携することを発表しました。

 

PrinergyワークフローWorkshopを活用したデジタル印刷マネジメントによりNanographic Printingプレスの高度な制御が可能になります。生産関連の意思決定や変更はデジタルジョブチケットエディタによりリアルタイムに行える様になります。

 

Prinergyワークフローや編集機能の充実によりNanographic Printingプレスで認識されるJDF(Job Definition Format)のパラメータ制御をPrinergyのRBA(ルールベースオートメーション)で自動化が出来る様になります。さらに、リモートコンソールによって複数台の印刷機の負荷分散や監視、ステータスのレポートも効率的に行える様になります。

 

drupa 2016では、商業・出版・パッケージ印刷におけるLanda社のユーザーへ面付け効率最大化と正確なシート多面付けをクラウドベースで提供する技術デモを実施します。Kodak Prinergyワークフローとの連携デモは、Landa社の展示ブース(第9ホール)でご覧いただけます。

 

コダックのユニファイドワークフローソリューション担当副社長兼ゼネラルマネジャーのアラン ブラウンは、次のように述べています。

「Landa社との提携開始をお知らせできて、とても嬉しく思います。現在、お客様の多くがハイブリッド印刷の導入を検討されていますが、Landa S10PプレスとPrinergyワークフローを連携させれば、この移行がスムーズに行えます」

 

Landa社の製品戦略担当副社長Gilad Tzori氏は、次のように述べています。

「Prinergyの高度な自動化技術により当社のプレスのスループット最大化が期待出来ます。コダックとの連携によりお客様に業界で最も使い勝手がよく生産性も高い商業印刷向けデジタルソリューションを提供できるようになりました」

 

Landa社について

 

Indigo社を設立したBenny Landa氏が率いるLanda Groupは、次の4事業部で構成されています。

Landa Digital Printing:印刷業界の「隙間を埋める」Nanographic Printing®プレスの開発を担当しています。デジタルの汎用性とオフセットのクオリティ・スピードを兼ね備えたNanographic Printing®プレスは、小~中ロットの印刷物を業界最低水準のページ単価で生産できることが大きな強みです。

Landa Labs:代替エネルギーから工業塗料、化粧品、包装材料、ドラッグデリバリーシステムまで、幅広い分野へのナノテク応用研究を行っています。

Landa Ventures:独創的な技術を持つベンチャー企業への投資を行っています。

Landa Fund:社会的に恵まれない若年者への高等教育を支援しています。

Benny Landa氏は世界各国で800件以上の特許を取得しています。その件数は現在も増え続けており、Landa Groupにとって確固とした知的財産基盤となっています。

 

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