デジタル化が進行する出版業界の最新動向

掲載日:2016年11月18日

出版業界の地殻変動が顕在化している今、電子書籍市場の状況、出版社の動向なども踏まえて、出版業界の現状とこれからの展望を総括する。出版社のデジタル化対応や戦略についても迫る。

 

研究会内容

前年の栗田出版販売民事再生に続き、今年は取次第5位の太洋社が自己破産するなど、取次の再編は一層進み、書店界では大手取次傘下に入る老舗、中堅が相次いでいる。一方で、個人で小規模な書店を開店する人々もいて、出版業界の地殻変動が顕在化している。電子書籍市場の状況、出版社の動向なども踏まえて、出版業界の現状とこれからの展望を総括する。

 

またブックビヨンドからは、出版社のデジタル化対応や戦略を伺う。「デジタルって儲からない」「デジタルってめんどうくさい」「デジタルって難しい」この3つは、すべて「やりよう」によって解決できる。デジタル化とともに進行する様々な変化と革新について語っていただく。

 

開催情報

【日時】
2016年11月30日(水) 14:00-16:30 (終了時間が延長する場合があります)

【会場】
日本印刷技術協会 3Fセミナールーム(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)

【参加費】
15,120円(税込)、JAGAT会員:10,800円(税込)
印刷総合研究会メンバー:無料 [一般]2名まで [上級]3名まで [特別]5名まで
→自社が研究会メンバーか確認したい場合は、お手数ですがこちらのフォームからお問合せください。

【1】出版産業の現状と今後-取次再編による地殻変動

文化通信社 常務取締役編集長 星野 渉 氏

  • 今年上半期の動向
  • 大手出版社の業績と電子化の進展
  • 出版社の資本流動化
  • 取次再編の動き
  • アメリカ視察報告と書店の今後

【プロフィール】
1964年生まれ。NPO法人本の学校理事長、日本出版学会副会長。出版流通、再販制度問題、電子出版、流通EDIなど、出版産業の変化を精力的に取材し続けている。著書に『出版産業の変貌』、共著に『オンライン書店の可能性を探る―書籍流通はどう変わるか』、『出版メディア入門』、『本屋がなくなったら、困るじゃないか』など。

 

【2】デジタルは出版社を救うのか

株式会社ブックビヨンド 取締役事業執行責任者 廣瀬 有二 氏

  • 学研がデジタルビジネスのために会社を設立した理由
  • 電子書籍/電子雑誌の最先端事情
  • アウトプットの形は紙でなくてもいいのか
  • 出版社が流通をやるということ
  • コンテンツの価値の最大化~紙+電子書籍+ウェブの相乗効果は想定以上だった!

【プロフィール】
学研グループのデジタルビジネスディベロップメントを担う事業会社、(株)ブックビヨンド取締役事業執行責任者。ゲットナビ創刊編集長、週刊パーゴルフ編集長、(株)パーゴルフ代表取締役などを経て現職。うまくないけどゴルフ好き。強くないけどお酒好き。

 

※講演者が一部変更になることがあります。

申込み

Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。
登録後は完了メールが入力したメールアドレス宛に届きます。

FAXから

申込書をプリントして必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
(印刷総合研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)

問い合わせ先

内容に関して
研究調査部 印刷総合研究会担当   電話:03-3384-3113(直通)

お申し込み及びお支払に関して
管理部 電話:03-5385-7185(直通)